ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-05-19(Wed)

 春真っ盛りで、歩いていると道ばたの雑草でも民家の植え込みでも、また公園に咲く花とか、いろいろな花が咲いているのを目にする。雑草の花とか昔からよく目にしていた花でも、「はたしてこの花は何という名なのだろうか?」となるとわからなかったりもするし、民家の植え込みや公園の中には見たこともない花が咲いている。
 写真を撮って、ウチに帰ってから「画像での検索」でその花を特定し、名前を知ったりするのだけれども、それがなぜかウチのパソコンで画像検索すると英語を基本として検索してくれちゃって、しかも「それはぜったいちがうだろ!」というようなのを出してきたりする。なかなか、「知らない花」の名前を知るには苦労している。
 それが先日スマホをいじっていると、スマホで写真撮ればすぐにその花の名前とかを教えてくれるというアプリがあるのを見つけ、「こういうのがほしかった」と、すぐにインストールしてしまった。ところがインストールしたらすぐ、「無料アプリ」ではなくって課金されるとわかったりする。「なんだ!」という感じで、すぐにアンインストールするのだった。

 まあ「花の名前」は今までのように苦労しながら知るしかないとして、もうひとつわたしが欲しいのは、「鳥の鳴き声でその鳥の種類を知る」という方策ではある。
 最近特に、外を歩いていて「はて、今聴こえてくる鳴き声は何という鳥のだろう?」と思うことが多い。スズメとかならすぐわかるし、例えばウグイスなどは鳴き声もよく知られているからわたしでもわかる。じっさい、先日はウチの近くで何度もウグイスの鳴き声を聴いたものだった。
 実は昨日も、とても特徴的な鳥の鳴き声を聴き、「あれは何という鳥なのだろう」と知りたく思うのだった。

 ネットを検索すれば、やはりそういう野鳥の鳴き声を聴かせてくれるすばらしいサイトもあるのだけれども、実は自分の聴いた鳥の鳴き声をサイトの中の野鳥の鳴き声と聴き比べしようとすると、もうそのときには聴いた鳥の鳴き声は忘れてしまっている。というか、そういうサイトでいろんな鳥の鳴き声を聴いているうちに、もうすぐに自分の聴いた鳴き声がわからなくなってしまうのである。これでは「お手上げ」である。
 やはりこれも、歩いていて鳥の鳴き声を聴いたならばスマホで録音しておく、とかいう方策を取るのがいいのではないかとは思う。まだ試みていないが、スマホには「ボイスレコーダー」というアプリがあり、これはまちがいなく無料らしい。はたしてじっさいに、フィールドレコーディング(?)ができるのかどうか、こんど試してみよう。

 今朝はやはり曇天で、午後には雨が降り出すだろうという予報だったが、わたしが仕事を終えて帰路に着くときに、すでに少し降り始めていた。自宅駅に着いてからはさすがに傘をささないわけにもいかなかった。
 今日もやはり気温は上がらず、そのせいか、くしゃみ鼻水が出たりして「ヤバい!」という感じだった。まあ「味覚障害」だとか「嗅覚障害」もないから、あとは明日の朝の体温に異常がないことを願うのだ。

 夕食はたくさんあるブロッコリーをたまごと合わせて炒め、マヨネーズを和えての一品。主食の方も、いちおう名前としては「チキンライス」となっているアルファ米をもどし、付いている粉末ソースを使うと「激マズ」になるのでソースは捨て、こちらもマヨネーズをたっぷりかけて食卓へ。ほとんど「マヨラー」な食事だったが、実はニェネントくんも「隠れマヨラー」ではあり、わたしが食べ終えた夕食の皿をしばらくそのままに出しておいたらいつの間にかやって来て、皿に残っていたマヨネーズを舐めとっていくのだった。

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 先日書いた政府の提出していた「入管法改正案」だが、国会前で反対運動を繰り広げられる方らもいるなど、反対する動きも強く、ついに政府は今国会での成立を見送ったのだった。
 この背景には、ここにきてスカ内閣の支持率が急落してきたこともあるらしいが(それでもまだ33パーセントぐらいの支持がある)、この3月に名古屋入管に収容されたまま亡くなられたスリランカ人女性の問題を解決しようとしない政府の姿勢への批判もあってのことだろう。
 この件でいささか肌寒い思いをしたのは、この報道を伝えるヤフーのニュースに対してのいわゆる「ヤフコメ」が総じてすべて、亡くなられたスリランカ人を「そもそも不法滞在ではないか」と切り捨てようとしていることで、「名古屋入管が彼女の生命維持に必要な医師の診察を受けさせなかったのではないか?」という疑念を誰も問題視しようとしていない。
 このことは、「ヤフコメ」がスカ内閣サポートの保守の代弁者だというより先に、「人の心を持たない」連中の集合なのではないかという気分にさせられる。
 先日は、当時まだ中学生だった在日コリアンへのSNS上での差別投稿に関して、東京高裁が「人種差別に該当し、極めて悪質」として賠償を命じた判決を下したのだが、この報道に対しての「ヤフコメ」がまたすべて、ヘイトの上塗りをする投稿ばかりなのだった。
 このようなことに対してのわたしの考えもあるのだが、今は長くなるのでやめておく。ただ、そういう「ヤフコメ」に対して、同じ人間として信じられない思いだ、ということだけは書いておきたい。これはまるで、あの「クリスタル・ナハト」前夜のようだ。