ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-04-28(Wed)

 朝、駅へと歩いていて、期待したように月の姿が見えた。今日は「手ブレ」はしなかったけれども、ちょびっと画面が傾いてしまった。

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 今、月が沈んでいくのは西の方角だけれども、ぐるっと振り返って東の空を見ると、これからもうすぐ「日の出」という、うっすらとした朝焼けが見られる。先月の今ごろは、まだ真っ暗な中でこのあたりを歩いていたというのがウソっぽい。

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 仕事を終えて帰るとき、わたしは駅へ向かうのに駅のそばの商業ビルを突き抜けているのだけれども、その商業ビルの中の店舗がズラリと休業している。しかし、そんな中で食料品を売るスーパーは今も営業している。わたしは毎日この商業ビルの中を歩いているから思うのだが、いちばん人混みが激しいのはスーパーの中で、今休業している店舗なんて、歩いている人の混雑状況と変わるものではない、というか、そこで「濃厚接触」になるような状況は考えられない。

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 いくら「食料品は生活に欠かせない」からといってスーパーは営業をつづけ、まったく混み合ってもいなかった店舗が休業を要請されて休んでしまうというのは、やはり「理不尽」ではないかと思う。
 昨日、都内の四ヶ所の「寄席」はこの「緊急事態」期間中も興行をつづけると聞いていたのだが、これがつまりは東京都からクレームが入り、表面上は「申し入れ」ということでやはり「休業」することになったという。

 だいたい今回の東京都などで実施される「緊急事態宣言」、わずか2週間ちょっとほどのことで、これは誰だって「ぜ~~~~~ったいにその効果はないだろう」とは思うわけで、もしもこの「緊急事態宣言」を「グッドな対策だ」と思う人がいるとしたら、ちょっとその思考回路に問題があるのではないかと思ってしまう。
 このようなかたちで、「補償」もほとんどないままに「休業」に追い込まれてしまう業者らは、その理不尽な怒りをどこに向けろというのだろう。今はみ~んな、COVID-19感染対策を必死で実行しているのだ。

 そもそも、「有効」だとされるワクチン接種の国内でのここまでの遅延は、こっちの方こそ「COVID-19禍」以上のディザスターであり(まあわたしは「どうせ」とは思っていたが)、このことでもスカ首相はもっともっと国民に頭を深~く下げて謝罪しなければならないだろう。

 わたしは先日書いたように、スカ首相や小池都知事の「言いなり」にはならないつもりだし、<東京オリパラ>の開催にも大反対である。それで「反抗」の気もちもあって、明日からの連休にもいろいろと「お出かけ」しようと思っているのだが、ココにはその名前は書かないが都内で開館している(ほとんど唯一の)美術館を見つけて、今やっている展覧会も観たい種類の展覧会ではあったし、予約を入れた。
 あとは昨日書いたように「浅草橋」あたりを散策してみたいと思っているし、映画だって観てやりたい。
 都内の映画館はだいたい閉館されていて、開館している映画館でも「観たい映画」を上映しているわけでもなくって「ダメか~」とは思っていたのだけれども、調べるとウチから4つぐらい先の駅の近く(といっても歩いて20分ぐらいというが)に、けっこう大きなシネコンがあることがわかった。「都内」ではないから開館している。このシネコン、知らなかったが、2年ほど前に新しくオープンしたスポットらしい。先日のアメリカのアカデミー賞で作品賞とか監督賞とか受賞して話題の『ノマドランド』もやっているし、けっこう「観たいな~」と思っていた『シン・エヴァンゲリオン』もやっている。まあ都県境を越境して東京で映画を観たいとは思っていたけれども、これだけ近いところにシネコンがあるとは知らなかったし、どんなところだかまずは行ってみよう。
 これで、この連休(けっこう天気が悪いらしい)のスケジュールも決まりだろうか。