今朝は夢をみていた。夢のなかでわたしは、あるカルトな伝説の女性歌手のライヴを見にいくのだ。わたしの記憶ではその歌手は「浅川マキ」だってのではないかと思う。ただ、夢の最後までその姿をあらわさなかったので、確かなことはわからないが。
ライヴ会場は建物の上の階の、まるで教室のようなスペースで、広くはないし、外からの自然光そのままの明るさだ。教壇がステージで、そのまわりに木製の椅子が並べられ、その上には座布団が敷かれている。雰囲気としては学校の文化祭みたいだ。まだ会場は満員ではないが、つぎつぎに客が入ってくる。そんな中に2、3人のわたしの知人の姿もあった。
さいしょにわたしが座った席の左うしろの観客席のあいだに机があって、その上に鏡や化粧道具が置かれている。わたしは「ああ、歌手はそこで自分がメイクして、そのメイクのさまもライヴの一部なんだろうな」と思い、その机が見やすい、いちばんうしろの列の席に移動するのだった。いちばんうしろの列とはつまり、窓の手前の枠の部分なのだ。わたしは持っていた黒い傘をどこに置こうかと考えているところで目が醒めたのだった。
世間では明日までが休日で、わたしは今日か明日にまた『Cloud』を観に行こうと考えている。休みのうちに行こうと考えたのは、今はもう『Cloud』の上映時間が夕方だけになっていて、平日だと映画を観終わって帰るときに帰宅ラッシュに重なってしまうからだ。
上映時間を調べると今日は6時半に終映だが、明日は8時ぐらいになってしまう。あまり遅い時間はイヤなので、今日行くことにした。
昼食は昨日のつくりおきのカレーになったが、心配した味の方はさほど劣化してはいなかった。ジャガイモをたくさんぶち込んだせいで、ごはんを普通に盛って食べたらかなりの満腹になってしまった。
まだまだカレーはいっぱい残っていて、もちろん夕食もカレーになるが、映画を観に行って帰ってきて、ただちゃっちゃと具材とか温めればいいだけなので手間いらずだ。昼食の反省から、夕食のごはんの量は普通の半分ぐらいでOKだろう。
3時ごろに家を出ようと考えて、ニェネントくんの夕食もちょっと早い時間にずらせてもらった。
外に出ると抜けるような青空でけっこう暖かく、半袖Tシャツだけで大丈夫そう。
シネコンのあるショッピングモールに到着してみると、この日は日曜日なものだから、モールの前の広場では何かイヴェントが催されていて、ステージの前にけっこう人が集まっていた。ステージの「侍の着ぐるみ」は何なんだろうか。

日曜日だからもあるだろうけれども、映画は先日の『ビートルジュース ビートルジュース』のときよりずっと観客も多かった。って、『ビートルジュース ビートルジュース』のときは観客はわたしを入れて3人だけだったわけだが。
本編上映前に流される「予告編」が、先日は洋画ばかりの予告だったけれども、この日は『Cloud』が邦画だから、邦画ばかりの予告が流れる。
今のシネコンでやる洋画はやはりハリウッドの大作中心で、そ~んなに観たいと思う映画もないのだけれども、邦画というのはテレビ局が絡んだような観る気にならない作品も多いけれども、「そういう映画もあるのか」というような作品の予告を観れたりして、ちょっと面白い。この日はつげ義春が原作の『雨の中の慾情』という作品の予告を観た。知らない監督さんだが、「これは観たいものだ」と思うのだった。11月末に公開らしい。
『Cloud』を観るのは2回目だが、前に観てから多少映画評も読んだりしたし、黒沢監督へのインタビューとかも読んでしまったので、観方も変わってくる。でもやはり作品として面白くって、「もっとカメラワークとかカット割りとか気を配って観てみよう」という気もちも途中で忘れてしまい、映画の中の世界に浸ってしまった。
映画が終わって外に出ると、外はもう真っ暗だった。夜空を見上げるときれいな月(半月より太っている)が見えたので、写真に撮ってやった。

電車に乗って自宅駅に戻り、ちょっと駅前のスーパーに寄り道した。もう閉店まぎわの時間なのでいろいろと値引きされていて、「安いなあ、買ってしまおうか?」などと心が揺れたが、「いや、別に買わなくともいいモノではないか」と自制した。
帰宅するとちょうど7時半で、テレビで『ダーウィンが来た!』が始まったところなのを見てしまった。この日は「毒を持つ生き物」の特集で、うれしいことに「カモノハシ」の野生の映像、オス同士が取っ組み合いをしている映像を見ることができた(オスのカモノハシはその「ケヅメ」に毒を持っているのだ)2分ほどの映像でしかなかったけれども、カモノハシの姿が見られるなんて、めったにあるものではないのだ。