ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2025-09-06(Sat)

 台風は東の海に消えてしまい、代わりにまた青い空とあたりを焼きつけるような太陽が戻ってきた。この日の東京都心は32.5℃まで気温が上がり、わたしの住む市でも32℃になったのだった。スマホでこのあたりの天気予報をみてもず~っと最高気温が30℃より下がることもなく、9月も下旬の22日になってようやっと、29℃という予想が出てくるのだ。
 今日は午前中に買い物に出かけたが、「暑さのせい」というのではなくってなんだか足元がおぼつかなく、「やばいなあ、歩いていて転倒とかしてしまうんじゃないだろうか」と、歩いていてもしんそこ心配したのだった。慎重に、ゆっくりめに歩いたが、また何か身体の不調が顕在化したのかと、うんざりしてくる。まあスーパーで買い物をしているうちにそんなことは忘れてしまっていたが。そうそう、前回店内の値札表示では178円だったのに、レジを通すと189円になっていた例の「厚切りポテチ」だが、この日は店内の値札もしっかり「189円」と、値上げ訂正されていたのだった。

 今日は帰り道の道沿いに、いつもは目にしない植物を見つけた。でもコレはわたしが小さいころからおなじみのヤツで、ブドウみたいなものだからついコレで遊んでしまい、その紫色の汁で服を汚してしまうのだ。

     

 わたしはてっきり「ヤマブドウ」という名前だと覚え込んでいたのだが(だって形は「ブドウ」だし)、この日写真を撮ったあとにパソコンで調べてみると、「ヤマゴボウ」という名だということがわかった。今日写真に撮ったモノは茎も赤いので、「ヨウシュヤマゴボウ」という種類らしい。「ヨウシュ」というのは「洋酒」ではなく「洋種」のことなのだが、コレは毒を持っていて食べられなどしない。毒だということは、子どもの頃から聞いて知っていた気がするし、「知っていた」というよりも、誰に教えられたわけでもなく「これは食べてはいけない」と考えていたように思う。

 この日ついにナボコフの『絶望』を読み終えた。実に面白くもある小説で、ナボコフが思いっきり諧謔を効かせた作品でもあっただろう。さあ、感想を書くのがたいへんだ。
 そして次に読む予定でいた大江健三郎の『万延元年のフットボール』の冒頭を少し読み始めたわけだけれども、これはたっぷり難儀しそうだ。「わからない」んじゃなくって、「読み進めにくい」という感覚である。

 さて、自民党の「石破おろし」の動きはいつまでもやまず、今は「総裁選を前倒ししてやるかね」というところにきている。この日は小泉大臣と菅元首相とが石破首相と面談したらしい。石破氏は「では衆議院解散するぞ」と脅しているようだけれども、これはさすがに現実味はないだろう。まあ近いうちに石破氏退陣ということにはなりそうだけれども、もんだいはどうしても「では次は誰が首相になるのか」ということになるんだろう。
 前回参議院選挙で「参政党」みたいな、言ってみれば「極右」の、言ってみれば「デタラメをかます」党が躍進したということから、高市氏が有力候補っつうことになるのかもしれない。そ~すりゃネトウヨ連中も大喜びするんだろうか。