昨夜「そろそろ寝よう」と思っていたら、和室で寝ていると思っていたニェネントくんがリヴィングへやってきた。わたしがトイレに立つとニェネントくんはきびすを返して、わたしを先導するように自分は和室に戻って行った。
わたしがトイレから出てまたしばらくリヴィングでぐだぐだしていると、またニェネントくんがリヴィングへやってきた。わたしは「もう寝よう」と着替えてキッチンで歯を磨こうとしたら、ニェネントくんはまた和室へと戻って行った。
「ニェネントくんは夜はもう和室のベッドの上なんかで寝ているだけだから、こうやってリヴィングにやって来るなんて珍しいことだなあ」とか思ったのだけれども、そうか、ニェネントくんはわたしに「もう寝ようよ」と促しにリヴィングに来たのではないか、と思い当たった。ふふ、わたしはニェネントくんとの暮らしも長いから、ニェネントくんが何を考えているのか、わかるんだよね。ニェネントくんは「早く寝ようよ。いっしょに寝ようよ」ってやってるのだ。
そしてわたしがベッドのふとんの中にもぐり込むと、すぐにニェネントくんもベッドの上に跳び乗ってきて、わたしのわきで丸くなるのだった。やっぱりわたしが推測した通り、ニェネントくんは早くわたしと寝たかったんだ。う~ん、今までに見せなかった行動だ。どうしたというのよ。急にわたしへの愛情が燃え上がったとか?(w)
それで普段ならしばらくわたしといっしょに寝ていても、そのうちにフッとベッドから跳び下りて行ってしまうのだけれども、この夜はずっとわたしの横でわたしといっしょに寝ていて、どうやらそのままずっと、夜明け近くまでわたしのわきで寝ていたようだ。
それで夜明け時になると、わたしの顔の横からわたしの鼻に自分の鼻をツン、ツンとくっつけてきて、「もう起きて、わたしの朝ごはんをちょうだいよお!」と、わたしを起こしにかかるのだった。
いやあ、この夜のニェネントくんはいつもにないことばっかりで、「どこか具合でも悪いのかしらん?」と、心配になっちゃったりしたのだった。でも、とっても嬉しい夜だった。
もうひとつ昨日のこと。昨日の郵便局からの帰り、いつもの「野良ネコ通り」を通ったのだけれども、そこでなんと! むかしこの通りでよく出会っていた「ハナクロ」くんに、実に久しぶりに出会ったのだった。この日記で調べると、1年と8ヶ月ぶりぐらいの「再会」になるか。「うわあ、元気でいたんだ!」と喜びいっぱいになったが、わからないけれども、今ではこの近くで「飼いネコ」になってるんじゃないかな、とは思った。いつもは室内飼いされているのが、この日はどうしてか、外に出てきてたのではないのか。そう思う。
見たところ健康そうだし、幸福に暮らしてるんだったらそれがいちばんだ。これからも、ずっと幸福でいられるようにね。
それで今日のことになるけれども、昨日の夕方からやっていたフジテレビの幹部の「やりなおし」会見、なんとこの日の未明、2時過ぎまで、実に10時間以上にわたってつづいたのだという。わたしはもうあんまし興味はないし、朝の「ニュースショー」を見ても、あたらしい事態の進展ということもなかったみたいだった。
わたしはこの日は東の駅の近くにある銀行へ行く用事があり、午前中に出かけた。この日も空は快晴。そしてけっこう暖かい。またヒヨドリが飛んでいるのを見たが、すぐにどこへ飛んで行ったかわからなくなってしまった。
銀行に到着して用件をすませ、これで今月懸案だった事柄はだいたい片がついた。ひと安心である。
銀行の帰りに、国道の反対側にあるショッピングマートに立ち寄り、ウチの近くではここにしか売っていない、お気に入りの即席チャンポン麺を買って帰った。
帰宅して、このところ食生活がずさんというかわびしいというか、なので、ずいぶん久しぶりに「ダブリン・コーデル」をつくるのだった。この料理はめっちゃ「手抜き料理」で、ウィンナとじゃがいもとニンジン(今日はタマネギも入れたが)を鍋にぶっ込み、コンソメで煮込むだけである。これもやはり、「ずさんでわびしい」食卓なのかもしれないが。
ネットに大相撲初場所の終了を受け、「来場所の予想番付け」というのが出ていたけれども、気になっていた玉正鳳より番付けが上だった力士でも、「大負け」して十両陥落が決定的な力士が多く、「ひょっとしたら玉正鳳も幕内どん尻に残れるか?」という際どいところのようだ。わたしが見た感じでは、幕内に残れそうな気もするけれども。
尾崎翠の選集を読み終わったので、「次は何を読もうか」と考えたのだが、目の前の本棚にあったカミュの『ペスト』が気になって、持っているけれどもまだ読んだことのない本だし、次はコレを読むことにした。
しかし本を開いてみるとなかなかに文字も小さくって、まあ読めないことはないけれども、眼の調子の悪いときには難儀しそうだし、また読むのに時間がかかってしまいそうだ。