ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2024-09-18(Wed)

 昨夜は「中秋の名月」だった(ほんとうの「満月」は昨夜ではなく今日の早朝なのらしいが)。
 夜の7時過ぎに部屋を出て外に行ってみると、向かいの家の屋根の上に、まん丸の明るい月の姿が見られた。この夜は「中秋の名月」というには生温い気温の夜で、あまり情緒も感じられないではないかとも思ったけれども、久しぶりに雲にも邪魔されない美しい丸い月を見たわけで、「麗しき今宵の月よ」という感じではあった。

     

     

 今日は午前中に北のスーパーへ買い物に行った。まだ9時半にもなっていなかったけれども、外は陽射しも強く、異様に暑い。これではカレンダーがまた8月に戻ってしまったみたいだ。
 スーパーではニラが半額で売られていた。先日、ニラというものは料理サイズに刻んでビニール袋に入れて冷凍すれば相当長い期間保存できることがわかったので、「ぜひ買っておこう」と買って帰った。これで「もやし」の冷凍保存法がわかればいいのだが、以前しっかり調べないで「もやし」を冷凍室に放り込んでおいたら、解凍して使おうとしたらべちゃべちゃで使えなかったことがある。ちゃんとした保存法があるはずなのだが。

 そろそろ最終回も近づいてきた朝ドラの『虎に翼』だけれど、この日の回のラストに、寅子が新潟にいたときに出会った「未成年犯罪」の黒幕のような存在の女子高生にそっくりの女性に「寅子さん、ですよね?」と声をかけられ、「ああ、たしかにあの件は結幕まで描かれていないままだった」と思い出したのだが、その女性の登場でドラマは一気に「ホラー」に突入してしまったようで、見ていて背筋が寒くなる思いがしたのだった。

 「読書週間」にはまだ一ヶ月以上日にちがあるのだけれども、この日のネットに「国語に関する世論調査」として、「本を一ヶ月に一冊も読まない」という人が60パーセントを越えているというような記事が出ていた。わたし自身、この2ヶ月ぐらい本を一冊も読み終えていないので、「うわあ、言われちゃったなあ」という感じもする。
 その記事を読んでみると、「本は読まなくっても、毎日インターネットの記事は読む」という人は75パーセントあるらしく、まあわたしもその一人なのだけれども、ある程度予測していた通り、スマホタブレットが「読書」を圧迫しているという記事だった。
 「読書をしなくなり、スマホばかりを閲覧するようになっている」人間のひとりとして思うのは、「長い文章を読まなくなっている」ということだな。もうスマホで読むネットの記事は長そうだと思うと「斜め読み」しているし、その前に5ページとか以上あるような記事は「敬遠しておこう」と読まなかったりするのだ。先日寝るときにスマホの記事でものすごっく長いものを読み始めてしまい、その記事が面白かったこともあって「こうなったら意地だ!」と全部読み終えたら、1時間以上かかっていた。「いやあ、ちょっとした<読書>だったなあ」とは思ったけれども、そういう体験もそんなにしょっちゅうあるわけでもない。
 でも、そんな記事を読んで「読まなくなってしまったのはしょ~がないね」と思うわけではなく、やはり「もっと本を読む生活をしたい」とは思っているわけで、どこかで心を入れ替えなければいけないな、とは思っている。

 さて、昨日「安倍氏と旧統一教会とが自民党本部の総裁応接室で面談していた」というスクープ記事が出たというのに、自民党の総裁選挙は「何事もなかったかのように」進行している。
 昨夜、総裁選立候補者9人がそろってテレビに出ていて、その番組のキャスターが「新しい報道が出ている中で、ご自身が総裁になった場合に、教団との関係について何らかの再調査を行うという方がいらしたら、挙手をお願いします」と問いかけた。しかし、9人全員が手を挙げずに沈黙していたのだという。ははは、この総裁選挙中に「再捜査します」なんて言っちゃったら、以後自民党の中で居場所がなくなっちゃうだろうからね!

 大相撲は今日も大の里が勝って一人全勝で、つづくのが二敗の力士たち。大関の二人はもう4敗とか5敗とかして、優勝なんて遥か彼方。ひょっとしたら負け越し?みたいなところにいるわけだ。平幕の宇良が両大関に勝って殊勲なのだけれど、この人は相撲はめっちゃ面白いのに、昔っからインタビューはぜんぜん面白くない。もう「わざとぶっきらぼうな受け答えをしてやろう」としてるみたいだ。