ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2024-08-05(Mon)

 実はずっと「のどの痛み」があって、いつも「病院へ行かなくっちゃあな」と思いつづけてきたのだけれども、もうかれこれ1年以上こ~んな感じなのかもしれない。この日記で調べるとその前にものどの具合は悪くなり、去年の1月に駅のそばの耳鼻咽喉科のクリニックに行っている。そのときけっきょく治らなくって、ずっと今まで持ち越してしまっているとも言えるのか。春先までは朝起きたときに口の中に「たん」がたまっていて不快だったのだが、いつしか「たん」は全然出なくなってしまった。そのかわり、ときどきのどの奥に食べ物が引っかかるような感覚があり、朝方には軽い痛みを感じるときもあった。
 そんなもんでずっと、「のど飴」はあれこれといろいろと買うようになったし、「のどの痛み・たん」とかの薬も、安ければいろいろと買いあさったものだ。
 もうちょっと、「咽喉ガンではないか」とか心配しても良さそうなものだけれども、朝方たまった「たん」を吐き出しても無色透明な「たん」だったし、「心配することはないさ」ということにしてきたのだ。
 でも、まあこのあたりでちゃんとクリニックへ行ってみようと、この朝いちばんでクリニックへ行くのだった。

 ‥‥ちゃっちゃっと、のどの奥に薬を塗ってもらい、「ネブライザー治療」というのかなあ、霧が放出される小ぶりのマシンの前でしばらく口を開けてその霧を口の奥にあてる。4日分の飲み薬を出してもらい、それでおしまい。まああれこれとのど飴を買ったりのど薬を買ったりするよりはずっと安上がりなのだ。もっと早くにクリニックに行けばよかったのだ。

 まだ時間は9時半ぐらい。せっかく駅のところまで出てきたので、いつも美猫たちに出会う祠の方へ行ってみて、そのまま「ふるさと公園」を通って帰ろうと考える。この日はまだそんなに陽射しも強くなく、気温もそこまで高くはないようなので、「熱中症」の心配もないだろう、と思いたい。

 さて、まずはネコくんに出会いたい。ネコくんたちがいることが多い祠に行ってみると、そばの植え込み、雑草のあいだに茶トラ猫の「ビビ」がいるのが見えた。やあ、久しぶりだねえ。
 ちょっと、草の中に顔を突っ込んじゃってるんでうまく撮影できないなあと思っていたら、なんと、道路の反対側から「ノラ・ミャオ」くんがやって来たのだった(「ビビ」というのも、「ノラ・ミャオ」というのも、わたしが勝手に付けた名前です!)。

     

     

 そのまま、ノラ・ミャオはビビの方へと近づいて行くのだった。

     

 そうするとビビはノラ・ミャオの方に顔を向け、鼻先をノラ・ミャオの鼻先にくっつけるように見えた。うわ! 感動的な場面だ!

     

     

 そのあともちょっとのあいだ、ビビとノラ・ミャオとはお互いにすぐそばで友情を温めているようにみえた。

     

     

 ノラ・ミャオはそれからビビとは離れて、近くの車のそばでまどろむ姿勢になり、ビビはそんなノラ・ミャオを見送るようだった。

     

     

 ビビとノラ・ミャオとがこんなに接近していっしょにいるところは初めて見た。お互い独立して別々に生きていても、互いのことはやはり友だち、認め合ってるのだよね。いい光景を見ることができた(あと、このあたりにはもう一匹、「サビーネ」という美猫もいるのだけれども)。

 そんなネコたちとわたしも別れて、「ふるさと公園」へと行ったのだけれども、今の季節は水鳥たちのすっかりいなくなった「ふるさと公園」。この日も全然、鳥たちの姿も見られなかった。

     

 それでもこの日は、ビビとノラ・ミャオとの素敵なデイトの瞬間を見ることができたから、久々に、わたしにはとても満足な「お散歩」にはなったと思う。