ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2024-07-02(Tue)

 昨日の「ふるさと公園」からの帰り、ネコたちのスポットで、また美猫のノラ・ミャオくんに出会った。
 先週はこのあたりのネコ好きなカップルにかわいがってもらっていたノラ・ミャオくんだったが、今週は郵便配達の途中の配達人の方が、寝転がっているノラ・ミャオくんをなでてあげ、ノラ・ミャオくんもおとなしくなでられているのが遠くから見えた。
 それでわたしも近づいて行って、同じようにノラ・ミャオくんをなでようとしたら、見事に嫌がられて避けられてしまった。何がいけなかったのか(それでも遠くに逃げて行ってしまったわけではないが)。

     

     

 今日も雨は降らず、けっこう暑い日になった。昨日スマホでみた長期の天気予報では、今週末は「雨」の予報になっていたはずだけれども、今日みてみると「傘」のマークはすっかり消えてしまっていて、何だか当分雨の日はないみたいだ。

 ネットのニュースを見ていたら、ガルシア=マルケスの『百年の孤独』が今になってついに文庫化され、すでに売り切れた書店が続出しているというニュース。
 「あれ? 『百年の孤独』ならウチの本棚にまだ残ってるんじゃないかな?」と探してみたけれども、やっぱりもう見つからなかった。それでも集英社版の「世界の文学」の、カルペンティエールマルケスの巻はまだ持っていた。これはカルペンティエールの『失われた足跡』をまた読みたいと思ったから、残してあったのだろう。
 『百年の孤独』は今でもけっこう記憶しているな。同じ名前の人物がいっぱい登場して来るので、「系譜図」を書きながら読んでいたのだった。ネタバレになってしまうだろうけれども、ラストに一族のさいごの子孫が蟻に引かれて去って行き「ああ、ついにラストまで読んだなあ」と感慨深かったものだった。小説の中では、あまりに美人過ぎて何人もの男が恋焦がれて死んでしまったという、ちょっと天真爛漫な「小町娘のレメディア」(だったかな)が、風に吹かれて凧のように洗濯物といっしょに空に舞い上がり、そのままどこかへ消えてしまったというところをよく憶えている。

 それで、「また『百年の孤独』を読んでみてもいいな」と思い、ウチから歩いて行けるところにある唯一の本屋といっていい、東のスーパーの上の本屋に行ってみることにした。もしもまだ売られていたら買ってしまおう。売り切れていたら「ふ~ん」と思って、そのまま帰って来ようと。

 その本屋へ行き、店の中をみてまわったけれども、『百年の孤独』の気配もなかった。ただ、同じガルシア=マルケスの『大佐に手紙は来ない』の文庫本だけは平積みされていた(これはウチにある集英社版「世界の文学」に収録されているのだ)。であるからして、「ふ~ん」と思って、そのまま店を出た。
 ま、「無駄遣いをしないですんだ」というところだし、今ちょっと、ちゃんとスパイスをいろいろ使って「カレー」をつくってみたいと思っていたものだから、下のスーパーでそんな「カレー用のスパイス」を探してみた(このスーパーは、そういう置いてある品数のちょっと多いスーパーでもある)。
 すると、小袋3袋の入ったいろいろなスパイスが売られているのを見つけた。「これは便利だ」と、カレーをつくるなら「ターメリック」と「コリアンダー」と「ガラムマサラ」の3種類があればOKかなと、ウロ覚えで買うのだった。

     

 帰宅して、それで考えたのだが、「これからはもう、しばらくは配信されている映画を観るのはストップして、本を読んだりウチにあるDVDを観たりしよう」ということにし、それでこの日は午後からは「アマゾンミュージック」で好きな音楽を流してBGМにして、ずっと途中で読むのをストップしていたナボコフの『偉業』を読むのだった。
 けっこうイイ感じの過ごし方が出来た気がして、もうアマゾンの「プライム」の契約もしばらくやめてしまおうか、とも思うのだった。