ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2024-07-03(Wed)

 三日前だったけれども、ニェネントくんはキャットタワーのてっぺんにいたときに嘔吐してしまい、キャットタワーをちょっと汚してしまった。まだわたしがベッドで寝ているときだったので、汚れたキャットタワーの掃除は遅れてしまった。「嘔吐」自体は心配するようなことでもないのだけれども、キャットタワーが汚れてしまったので、それ以来ニェネントくんはキャットタワーに上がらなくなってしまっている。それまではわたしが朝目覚めると、わたしの目の前のキャットタワーの上にニェネントくんがいて、そこで目が合って「おはよう」って感じだったのが、今は朝目覚めてもキャットタワーにニェネントくんの姿がないので寂しい。
 「もうキャットタワーもきれいに掃除してあるし、戻っておいでよ!」って思いで、今日は昼にそのキャットタワーの上におやつの「ちゅ~る」を皿に出してあげたのだけれども、あれだけ「ちゅ~る」が好きだというのに、まったく「無視」してるのだった。

     

 今日もやはり雨も降らず、まだそんなに気温も上がらない午前中に、北のスーパーに買い物に行った。それで店内をぐるっと回ると、昨日東のスーパーで買った「カレー用(に限らないが)のスパイス」がこっちのスーパーにも売られていて、しかもこっちのスーパーの方が20円以上も安いのだった。ちょっとショックだ。
 むむ、今までこんなスパイスが売られていることには気づかなかったし、最近になって新発売されたモノなのではないかと思う。
 わたしは昨日、カレーをつくるのに「ターメリック」と「コリアンダー」と「ガラムマサラ」とを買っていたのだったが、これはあとで調べると、「カレー用基本スパイス」としては「クミン」が足りないようだった。ただ、「ターメリック」と「コリアンダー」、そして「クミン」というのは「辛さ」というよりも「香り」のスパイスで、「カレー的辛さ」のスパイスを代表するのが「ガラムマサラ」らしいのだった。ま、ウロ覚えで買ったにしては、いい成績だったようだ。
 いちおう、昨日買ったスパイスのシリーズではなく、瓶入りのもっと安い「クミン」も買って帰った。今夜はカレーをつくるか?

 午後からはグングン気温も上がり、外は「ピーカン照り」になったようだ。「こんな日に布団を干せば良かったのだよ」などとは思ったが、とにかく部屋の中も相当に暑くなったので、2時ぐらいからはエアコンをつけっぱなしにした。とにかくは今年いちばんの暑さの日だったと思う。って、もう7月なんだから。

 それで昨日考えたように、もう映画なんか観ないで、「アマゾンミュージック」で昔持っていた音源などを検索して探り出し、そいつを聴きながら本を読んで過ごした。
 昨日、「アマゾンプライム」もやめてしまおうかと思ったのだったが、「アマゾンプライム」は「アマゾンミュージック」にも絡んでいて、それで1億曲以上も余計に聴けるらしいのだった。
 わたしが聴く音楽はもうレア中のレアなものが多く、おそらく「アマゾンプライム」をやめてしまえば聴けなくなってしまうのだろう。「アマゾンプライム」は継続することにした。
 わたしはその昔、イギリスやスコットランドのトラディショナル・フォークの世界にはまっていた時期があり、けっこう深くその世界に浸り、もう日本人は誰も知らないようなミュージシャンのレコードを買って聴いていたものだった。
 そんな当時のレコードはいつしか二束三文で処分してしまったが、今となっては「また聴きたい!」という思いも強い。
 これがそこそこ著名なミュージシャンであれば、近年古い音源もCD化されたりしているのだけれども、わたしが聴いていたミュージシャンはそういうのではない。だから、そんなCD化もされていない古い音源が「アマゾンミュージック」でまた聴けるとわかったときには、狂喜したものだった。
 今日聴いていたのはまず、「Bob Davenport and the Rakes 1977」というアルバム。冒頭の「Wild Colonnial Boy」という曲を何十年ぶりかに聴き、そのBob Davenportのおおらかな朗唱を聴いて、涙がこぼれそうになってしまった。
 さあ、今の日本で「Bob Davenport」を知っている人って、どのくらいいることだろうか(わたしは、十人未満ではないかと思うが)。

 本を読んでるんだか、音楽を聴いてるんだかわからないひとときを過ごし、「今日は暑いからカレーをつくるのはやめておこうか」とは思ったけれども、がんばってカレーにトライすることにした。ただ、この日のカレーの具は豚肉にジャガイモ、ニンジンとタマネギと、今までつくって来たカレーとあんまり変わらない。それに、前にカレーをつくったときの市販のカレールウが残っていたので、仕上げにその八分の一ほどを使うことにした。
 いつもより多少タマネギのみじん切りの分量を増やし、全体に具の量は減らし気味で、特にややっこしいことは考えずに、早い段階で買ったスパイスをぶち込んで、仕上げに市販のカレールウを少量入れたのだが、出来上がりはいつものカレールウだけでつくったときのようにドロドロしてもいなくって、まずは見てくれが「こうであってほしい」という、わたしの望みのカレーに合致していた。
 それで、炊き立てのごはんにつくり立てのカレーを添えて食べたのだが、これが思っていた以上にわたしの望んでいたカレーの味で、自分でもおどろくほど(点数を付ければ90点以上だな)。しょっぱなからこ~んなにうまく行くとは、まったく思ってなかった。おっと、写真を撮ってアップすればよかったな。

 さて、今の季節、「つくりおき」のカレーなどを外に出しておくとトタンに傷んでしまうだろうから、冷蔵庫の中を片付けて、鍋ごと冷蔵庫で保存するのだった。明日はもちろん、土曜日ぐらいまではこのカレーになるだろうか?