ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2024-07-04(Thu)

 この日は、静岡で気温が39℃を超えたという。東京あたりでも35℃を超えて、つまりは「猛暑日」になったのだった。
 まだ7月になったばかりだというのに今からこんなに暑くなってしまうと、これからどうなってしまうのだろうか。
 気になって「一年でいちばん暑い時期」というのを調べてみたら、8月の上旬ぐらいが日本の暑さのピークではなかろうか、ということ。まだまだこれから一ヶ月は、その「ピーク」に向けてさらに暑い日がつづくのだ。そしてピークを過ぎても、「すぐに涼しくなる」などということはないのである。
 とにかくは、室内にいても「熱中症」には気をつけなければ。

 わたしは今日は一歩も外に出なかったが、昨日買い物に出かけたとき、思いがけずもウチのすぐそばでネコに出会った。わたしの前を歩いていて顔が見えないが、そのからだの色や柄が、駅の向こうにいる「ノラ・ミャオ」にそっくりに見えて、いっしゅん、「ノラ・ミャオ」がここまで遠征してきたのかと思ってしまった。

     

 でもこのあとにその顔がチラッと見えて、「ノラ・ミャオ」のような美猫ではなくってちょっとブスネコで、ちがうネコだとわかったけれども。
 ウチのあたりでも、たま~にこうやって外でネコに出会うことがある。前回は5月の末のことで、そのとき出会ったネコはグレーのネコだったから、今日のネコとはまた別のネコだった。意外とこのあたりでも、複数のネコたちが棲息しているのだろうか。

 昨日は新しい紙幣が発行され、テレビはどこもその件で浮かれ騒いでいた。一刻も早く新紙幣を手にしたくって銀行に並ぶ人々、新紙幣に肖像が選ばれ、そのことでなぜか「ウチの町出身の偉人なのだ」とお祝いしている人々、新紙幣対応を急ぐ「券売機」や「両替機」など。
 わたしは「お金」には縁のない生活だし、興味もほとんどないのだけれども、前にちょっと書いたように新千円札に北斎の「神奈川沖浪裏」がデザインされているようなので、それはちょっと見てみたい気はする。「新紙幣下さい」とか銀行に行く気はないが。

 あと、ニュースで、バイデン大統領が先日のトランプ氏との討論会のとき、「外遊から帰ったばかりで眠くってしょうがなかったのだ」などと言い訳(?)されたらしいが、そんなの、自分から「わたしはポンコツです」って言ってるようなモノではないのか?
 民主党内でも、バイデン氏「撤退」への圧力が高まっているみたいだが、バイデン氏は「わたしは去らない」と言ってるらしい。
 もちろん今の民主党にはバイデン氏に代わる人材もないのだが、ただひとり、オバマ元大統領夫人のミシェル・オバマ氏が出てくれば、まちがいなくトランプなどには勝てるだろう。ただ、オバマ夫人は「ぜったいに政治には関わりたくない」とおっしゃっているらしい。
 しかし今は「アメリカの未来」のみならず「世界の未来」が重大な危機に面しているわけで、とにかくはトランプがまた大統領になってしまうことを阻止するために、今後、ミシェル・オバマ氏がついには立候補する、という流れもあるのではないかとも思うし、期待したいところ。

 今日はついに、ずっとボチボチと読んでいたウラジーミル・ナボコフの『偉業』を読み終えたのだ。前のパトリシア・ハイスミスの『11の物語』を読み終えたのが5月6日とかだったから、丸二ヶ月もかけて読み終えたのだ(まあ読まないで放置した日が多いのだが)。
 ラストのページで「そうか、そう来たか」と、やはりナボコフを読む楽しさを満喫した気分になれた。
 さて次は何を読もうかと、一冊はまたナボコフの『カメラ・オブスクーラ』に決め、もう一冊、映画『エイリアン』を読んだもので、アメリカの都市伝説とかにふれた『体内の蛇 フォークロアと大衆芸術』、という本も読むことにしたのだ。

 今日の食事は昨日つくったカレーになったが、一日置くと風味が落ちたというか、昨日の「つくりたて」のときの美味しさはどこかへ消えてしまっていた。「つくりたて」の美味しさをキープするにはどうしたらいいのだろうか。まだ、明日の昼食分ぐらいまでは残っているが。