ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2024-07-01(Mon)

 7月になった。今は「梅雨」のど真ん中のはずだけれども、今日も雨は降っていない。予報をみると、今週の末からは毎日雨になるみたいだが。

 この日は、午後から「ふるさと公園」へと歩いた。この季節はあまり野鳥らもやって来ないので、ちょっと寂しい「ふるさと公園」ではあるが、今日はどうだろう?
 公園に入ると、いつもはカメが甲羅干しをしているぐらいの小さな池で、何匹かのトンボが飛び交っていた。見ていると、4種類ぐらいのトンボがいるようだ。青い羽根をした、ちょっと羽根が大きくてひらひらと飛んでいるトンボや、「アカトンボ」のように唐辛子のような赤い色をしたトンボ、そしてからだに黄色い線が入ったトンボなど。
 写真を撮りたいと思ってカメラを出すけれども、トンボたちは飛び回ってばかりで、なかなか木や草にとまってはくれない。とまったと思っても、すぐにまた飛び立ってしまう。なかなかシャッターチャンスもなく、「あきらめて先へ行こうか」とも思ったけれども、考えてみたらわたしは「トンボ」の写真というのをほとんど撮ったこともないし、今日目の前で飛んでいるトンボは今まで目にしたことのない種類のトンボに思えたので、いつものわたしらしくもなく、池のほとりでじっとシャッターチャンスを待ったのだった。
 けっこう5分ぐらいは待っていたのではないかと思うけれども、ようやっと目の前の池のほとりの草に青いトンボがとまってくれて、しばらく動かないでくれたもので、ようやくシャッターを切れた。
 「やあ、ようやく写真が撮れたよ」と思ったら、それからすぐに、今度は真っ赤なトンボが近くにとまって、じっとしていてくれた。
 撮れた写真は下の2枚。

     

     

 帰宅してから調べたところでは、上のトンボは「チョウトンボ」で、下のは「ショウジョウトンボ」という種類なのだとわかった。どちらもそんなに珍しい種類でもないようだけれども、わたしはどちらのトンボもちゃんと見た記憶はなかった。

 今日は珍しく、「シャッターチャンスが来るまでその場で粘った」のだけれども、例えばバードウォッチングをする人たちならみんな、目当ての鳥があらわれるまで、その場でしばらく待ったりするのは普通のことなんだろう。
 わたしはいつも野鳥を見たいとは思ってはいるけれども、「野鳥があらわれるまで待ったり」とか、「シャッターチャンスが来るまで待ったり」とか普通しないわけで、「散歩の途中で野鳥や虫に出会えたらラッキー!」ぐらいの気もちでしかないから、とても「バードウォッチャー」などとは名乗れないのだけれども、今日みたいに「しばらくその場にとどまって、シャッターチャンスを待つ」ぐらいのことは、もうちょっとやりたい。

 それでこのあと、手賀沼にもつながるもっと大きな池のところへ行くと、カワウがしきりに潜ったり浮いたりを繰り返しているのを見た。浮いたときによく見ると、口に魚らしいものをくわえているようで、どうやらうまく、「漁」に成功したところだったらしい。
 こちらはもう、目にしてすぐにカメラを向けて、うまいことぎりぎりにフレームインした写真が撮れたけれども、このとすぐに飛び立って行ってしまったので、「シャッターチャンス」も何もないのだった。

     

 公園からの帰り道、また駅前のスーパーに立ち寄ってみると、今年もまた「ヘラクレスオオカブト」が売られる季節になっていたのだった。
 わたしがわかっているだけでも、もう3年ぐらい連続してこの季節にこのスーパーで売られているのだけれども、店の人の話では、去年は1匹は店頭で死んでしまったけれども、1匹は売れたのだということだった。
 去年もそうだったのだろうけれども、オス(でっかい角がある)とメスとがつがいで売られていて、「1万円」ということだった。ちょびっと、「なんだかな~」と、思わないわけでもないし、「安い」んだか「高い」んだか、まるでわからない。