ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-07-26(Wed)

 今日も午前中から気温が上がり、家の中にいてもすぐに、扇風機だけでは対処できない暑さになってしまい、この日もずっとエアコンのお世話になってしまった。

 夕方から、YouTubeでネコたちがケンカをしている映像をテレビに転送して見ていた。けっこう時間の長い映像で、音声はネコが他のネコを威嚇する啼き声がずっと続いている。「きっと、このネコの声を聴きつけて、ニェネントくんもベッドの下から出て来るんじゃないかな?」と思っていたら、案の定ニェネントくんがリヴィングにやって来て、しばらくじっとテレビを見つめているのだった。

     

 知らないよそのネコの啼き声を聴いて、ニェネントくんは何を思っていたのだろうか?

 わたしは先日Amazonで買った「いかの軟骨燻製」をぼちぼちと食べていたのを完食し、今度は「甘酢イカなんこつ」というのにしてみようと、やはりAmazonに注文していたのが届いたのだが、食べてみてこれは酢の味が強すぎるし、口の中で嚙み切るのに苦労してしまい、「この買い物は失敗だったな」と思った。まだ前に買った「燻製」の方がおいしかった。
 さいしょにコンビニで買った「いかのなんこつ」が、けっきょくは一番おいしかったわけで、今の「甘酢イカなんこつ」を食べ終わったなら、せっせとコンビニで買うことにしようかと思う(価格的にも、Amazonで買った2種類とそんなに大差ないのだ)。

 例の札幌の「首なし死体殺人事件」で、被害者の首が加害者家族の家の中で見つかったらしい。特に「防腐・保存処置」はなされてなく、腐敗が始まっていたようで、わたしが考えたような「首の保存」を目的とした殺人ではなかった。じっさいのところ、加害者の29歳の女性は過去に被害者の男性によって「性的凌辱」を受けていたらしく、いちどは59歳の父親が被害者の男性に会い、「娘に二度と会わないように」と念を押したらしいが、被害者男性はその後も娘と会っていて、父親が娘のためにこの犯行をいっしょに計画したものらしい。29歳の娘は「不登校」などの過去もあって社会的に自立し得ていないところがあり、それだけに父親は娘を溺愛していたともいう。「実は死体をバラバラにしてすべてホテルから持ち出し、完全犯罪を狙っていたのではないか」というコメンテーターの意見も聞いたが、「あり得るかも」とも思った。「猟奇的事件」ではなかったが、非常に「特異な事件」であったことに変わりはないだろうと思った。

 ニュースで、先日「日本維新の会」の何とかいう代表が面白いことを語っていたことが報じられていた。彼は自らの党のことを「第2自民党」と呼ばれても問題としないと言うのだった。彼は「日本人の多くが保守政党でないと政権を任せられないと思っている。保守の二大政党化という意味合いで、理解をいただきやすいように申し上げた」と説明したらしい。
 他にも日本共産党のことを「日本からなくなっていい政党だ」とも、立憲民主党についても「立憲民主党がいても日本は何も良くならない」と述べたともいうが、そのことは今は保留しておいて(「第2自民党」発言と結び付いてはいるのだが)。

 ちょうど先日、カンボジアにおいて下院選挙が行われ、与党が圧勝したとの報道があったけれども、この選挙について当局は選挙前に野党やメディア、市民社会に対し脅しや嫌がらせを行い、「有力な対抗馬」もないまま行われた選挙だと批判されている。
 「保守政党のみが政権を担える国」を日本が目指し、その「日本維新の会」が「第2自民党」と呼ばれてもいいというのであれば、つまり日本にいわゆる「野党」は不要であるということだろう。そしてその将来はカンボジアのような国を目指すということになるだろう。この調子で進むなら、日本でも「野党やメディア、市民社会に対し脅しや嫌がらせ」がはびこることになるだろうし、その端緒も見えている。
 さて、「日本」はどこへ向かうのか?

 今日もまた夕方から、タランティーノ監督の『イングロリアス・バスターズ』を観た。タランティーノ監督の映画は面白いのだが、み~んな2時間半とかの長さがあって、ちょっと疲れてしまう。
 「U-NEXT」との契約はいちど、今月いっぱいで打ち切ろうと思っているのだが、その今月もあと5日。タランティーノ監督作品であと観たいのは3作品。スピルバーグ監督のサブスク配信の自伝的新作も観てもいい。しかし今日観た『イングロリアス・バスターズ』でのクリストフ・ヴァルツがあまりに良かったので、彼が出演していたポランスキー監督のお笑い映画『おとなのけんか』を、また観たくもなってしまった。