ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-09-12(Tue)

 ニェネントくんがまた便秘気味というか、このところずっと「慢性便秘」という状態。今回も、もう2日ウンチしてないし、その2日前のウンチも無理して絞り出したって感じで、ウサギのウンチぐらいのものだった。
 症状自体は動物病院に診てもらってあって、それで食事のカリカリも変更しているわけだけれども、また動物病院へ連れて行って便を掻きだしてもらおうか、それともああいうのなら自分でも出来そうだとか思ったのだが、要領もわからずにシロウトがマネして便を掻きだそうとすると、ネコの腸を傷つけてしまうこともあるというので、自分でやるのはやめることにした。
 ネットで読んで、便秘っぽいときはネコのお腹をマッサージしてあげるといいとも書いてあったので、今朝ニェネントくんをつかまえて、ネットに書かれていたようにニェネントくんのお腹をさすってあげた。
 あまり効果も期待してはいなかったのだけれども、それが30分ぐらい経ってから「これはスッキリだね~!」というぐらいのウンチが出たのだった。「マッサージ、効き目あるじゃん!」と、これからはお腹のマッサージをつづけてあげようと思うのだった。

     

 わたしはやはり眼の状態がよろしくなく、特に朝目覚めたときの眼の違和感が強い。目薬をさすとけっこうしみるし、やっぱりもういちど眼科医へ行くべきだろう。今度は前回の誤診した東の眼科医はやめて、最寄駅近くの眼科医へ行こう。

 先月31日の話だけれども、西武池袋本店で「そごう・西武労働組合」が終日のストライキを実施した。それから十日以上が経って、そのストライキのじっさいの効果があったのかというところはいまだむずかしいところのようだけれども、とにかくはこれだけ大きな規模の、ニュースになるようなストライキというのはずいぶんと久しぶりのこと。テレビのニュースを見ていて、道行く人へのインタビューで、(まあいくらでもインタビューを取捨選択して編集はできるとはいえ)ストライキに肯定的なコメントをされる方が多かったようだった。

 このところ物価は上昇する一方なのに賃金は上がらず、今回のストライキの原因でもあったように雇用もいっそう不安定になってきているようだ。「労働者の意向を選挙に反映させよう」などといっても、それでは選挙まで待たなくてはならないし、そもそも「労働者の意向を反映する政党がどこにあるのか」、ということになる。それでは労働者は「泣き寝入り」するしかないのか。
 人々は長いこと「ストライキ権の行使」ということを忘れてしまっていたようだけれども、この7月にはハリウッドで「脚本家組合」と「俳優組合」との大規模なストライキが行われ、日本にもその波紋が伝わってきていたし、このことが今回の日本でのストライキのあと押しになったのではないかとも思う。
 議会政治というものが「国民の生活の向上」などということにまったく留意しなくなっていると思える今、人々はもっともっと、「直接行動」としてまず、となりでいっしょに働く人と問題を共有し、権利としての「ストライキ」ということをもっと考えるべきだろう。まずは今や何の力もない既成政党と縁を切った、自立した労働組合を産み出すべきだろう。

 今日、Yahoo!Newsにこのストライキの記事が出ていたのだが、思っていた通り、ヤフコメ連中からは「ストライキなどとんでもない」という声が多く上がっていた。このことで思うこともあるけれども、それを書くのはまたの機会にしよう。

 あまりひいきの力士もいなくなってしまったとはいえ、相撲中継はいちおうテレビをつけっぱなしにはしている。この日は玉正鳳も碧山も、玉鷲も3連敗と悲しい結果ではある。ただ凄いのは、先場所も優勝決定戦までがんばった北勝富士が初日から連続して大関陣と取り組み、この日も霧島に勝ったので「対大関3連勝」になったのだった。霧島との取り組みも、いちどは送られて後ろ向きになってしまってからの逆転。集中力が尋常ではないのだろう。

 今日も『メイスン&ディクスン』を読んだのだが、この日読んだところは、途中からいきなり女性が主人公の冒険小説みたいになって、文体もそれまでとまったくちがっていて驚いたのだけれども、それは物語本体を語っている牧師の家で、その牧師の話を聞いていた親戚の子らが寝る前に読んでいる小説という設定なのだけれど、読んでいるうちにその「別枠」の物語が本筋のメイスンとディクスンの世界に侵食し、いつの間にか二つの物語が合体してしまう。今まで読んできた中でもいっちばん面白かった展開で、けっこう夢中になって読んでしまった。そういうわけでこの日はけっこう読み進んだ。