ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-03-25(Sat)

 昨日は初夏のように暖かい(暑い)日になり、わたしも今年初めてセーターを着ないで過ごした一日になったのだけれども、今日はすべて一転、冷たい雨が降り二月の気候に戻ってしまった。

 わたしは来週の月曜日には処方薬が切れてしまうので内科クリニックへ行こうと考えていたのだけれども、この日は朝から雨が降って肌寒くもあり、「今日クリニックへ行けば空いていて待ち時間も短いのではないか?」と、この午前中、クリニックが開く時間(9時)ちょっと前に行くことにした。
 ところがクリニックへ行ってみると、予想外にロビーには順番を待つ方にあふれていて、けっきょくわたしの順番になって診てもらうまで、一時間以上かかってしまった。おかげで、持って行った本『ハーメルンの笛吹き男』をだいたい読み終えることが出来たけれども。

 いちど帰宅してインスタントラーメンで昼食をすませ(この頃「粗食」が続いている)、午後から雨も上がったようでもあったし、東のスーパーへ買い物に出かけた。
 この東のスーパーへ行く道には(先週も通ったのだけれども)短かい桜並木の道があり、その道へ行って「桜」がどうなってるか見たかったのだが、予想通りすっかり「満開」になっていて、もう散り始めてもいた。雨の日の桜の花というのもいいものだと思った(「お花見」は出来ないけれども)。

     

     

     

 夕方は「大相撲」だけれども、あの「アフリカ化粧まわし」で応援している新十両の玉正鳳関、今は高校野球をやっているせいもあって、ライヴ映像で見ることが出来ないのだけれども、今日「勝ち越し」を決めたのだった。うれしいね。
 幕内の方は、みんなが大好きな宇良も今日に勝ち越しを決め、み~んな喜んだ。優勝の行方は、残念ながら翠富士は後退し、千秋楽での霧馬山と大栄翔の取り組みに預けられることになった。

 今日はワン・ビン監督の『死霊魂』の第三部をもういちど観て、やはり「悲しい、つらい思い」に囚われた。
 ウクライナを電撃訪問して多少は株価を上げたかと思われた岸田首相だけれども、実はわざわざでっかい「必勝しゃもじ」を持ち込んでゼレンスキー大統領に贈ったということで、「これは単なる<バカ>ではすまされない」との批判を受けている。
 これはひょっとしたら岸田首相自身のアイディアなのかもしれないが、やっぱ「首相秘書官」あたりのアイディアなのではないかと思ってしまう。先日のLGBTQへの「超」差別発言をはじめ、この日本の「愚かさ」というのは、首相及び首相秘書官とで、しっかり体現されているのではないかとも思える。

 夕食には今日買った、今まで買ったキムチよりもちょびっと高いキムチをサブのおかずにしたが、「ちょびっと高い」だけでこ~んなにも美味なのかと、ちょびっと驚いてしまった。
 夜はNHKで「珍しい、奇妙な動物」をいろいろと紹介する番組をやっていたのを見たが、その紹介の仕方がまさに「バラエティ番組」的な演出で、「人はこういう番組を見てもそんな動物の生態などに深い興味を持つのではなく、単に一過性のモノに終わってしまうのだろうな」とは思うのだった。「知」を生み出す「興味」というものは、こういう次元のものではないということを、今日読み終えた阿部謹也氏の『ハーメルンの笛吹き男』で学んだばかりではあった。