ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-03-28(Tue)

 夢をみていて、その夢の中でわたしはある美術展に出品しようとしているのだけれども、そのとき話をしていた友人が自分もその美術展に出品したいと言い、わたしは彼に「出品規定書」を持って行かなければならないと思っている。彼の住まいはわかっているので彼の住まいへ行こうと考えていたところで目が覚めた。
 しばらくは「夢」と「現実」との区別がつかず、じっさいに「どこに出品規定書があるのか?」と考えてしまった。夢の中でのその友人の容姿もはっきり記憶していたが、名前は思い出せない。よく考えて思い出してみるとその人物は、わたしの高校時代のクラスメートだったようである。ちなみに、「美術」とはまるで無関係な人物ではあったが。
 そんな「夢うつつ」のときに、今朝もまたニェネントくんがベッドのわたしのそばに跳び上がって来て、「早く朝ごはんをちょうだいな!」とアピールするのだった。

     

 朝の報道バラエティはこの日になってもまだ「WBC」の特集をやっていて、さすがに「いつまで続けるんだろう?」と、あきれてしまう。
 今日のネットのニュースでは、岸田首相が自分の後援会が参加者に「おみやげ」として配ったまんじゅうに、7月のサミットのロゴがプリントされていたことが問題にされていた。どうも先日のウクライナのゼレンスキー大統領に「必勝しゃもじ」を持参したことといい、ちょびっと「公人」「政治家」としての自覚が足りないというか、「スキだらけ」な人だなとは思うし、こういうことはきっと側近のアイディアでやることなのだろうけれども、そういう側近がいかに「ヤバい」か、ということでもあるだろう。いくら側近が「バカ」であっても、トップである岸田氏自身が「そりゃあないだろ!」と言える判断力がないといけないだろう。せっかくウクライナのゼレンスキー大統領を電撃訪問したのも、これでは台無しである。

 昨日は、朝のバラエティ報道番組でコメディアンがフンボルトペンギンの飼われている池にわざと転倒した件から「日本動物園水族館協会」が抗議の声明を出したことを書いたけれども、そのバラエティ番組の演出は言語道断だとしても(今日になってそのコメディアンを擁護する意見も読んだが、問題にならないと思った)、「日本動物園水族館協会」に問題がないわけではない。特に日本の水族館は近年乱立されていて、このところ廃業・閉館する水族館も出て来ている。最近はそんな廃業した水族館で飼育されていたイルカが死亡するなど問題にされたし、そもそも日本の水族館おなじみの「イルカショー」は海外など各所から批判されてもいる。
 今は巨大な水槽をつくって、今まで水族館では飼育され得なかったような海の魚も展示されるようになっているけれども、本来広大な海で暮らす魚たちにとって、水族館の水槽はどれだけ大きかろうと「狭小」で、まさに「自由の束縛」であって、これは地上の動物を動物園で飼育する問題と比べられるものではない。
 もちろん、地上の動物たちにとっても「動物園」はいかにも狭すぎることは確かだけれども、動物園を擁護すれば動物園は絶滅危惧種の種の保存に役立っていたりもする。
 たとえば、ちょうど昨日のテレビの高田純次の「じゅん散歩」で「金沢動物園」内の散策をやっていたが、この動物園に飼育されている「アラビアオリックス」は、密猟で野生の個体種はいちど絶滅したのだが、動物園で飼育されていた個体を繁殖させ、その保全状況は「絶滅危惧II類」まで回復している。もっと過去をみれば「シフゾウ」もまた野生ではいちど絶滅しているわけだし、動物園の「種の保全」は機能している(ジャイアントパンダへの取り組みもそういう「種の保全」の一環ではあろう)。
 そういうところで、人々も動物たちへの「畏敬」の念を持たなければいけないと思うよ。それがネコであろうがイヌであろうが。

 今日は「GYAO!」で、コーエン兄弟の『バーン・アフター・リーディング』を観た。大笑いしながら観て、楽しい夕方になった。