「そろそろ、今の住まいの契約更改の時期ではないか」と思っていたのだが、昨日管理会社の方から電話があり、「3月に契約更改なのだけれどもまだ更改されていないので、お電話してみました」とのことだった。
おっと、そういう書類を受け取った覚えがない。契約更改の書類はA4サイズのはずで、普通の封筒ではない大きい封筒で送られてくる。そういう郵便物に気がつかないはずはないし、まさか内容をチェックしないで捨ててしまうはずもない。「まだ書類が届いていないと思うんです」と伝え、再送してもらうことになった。
書類が届いていないことは気になる。A4サイズとかの封筒ならウチのドアの郵便受けから外にはみ出して投函されるので、それを誰かが引っぱり出してしまおうとすれば簡単に出来てしまう。以前もドアの脇にかけておいたビニール傘が盗まれたことがあったし、要注意だ。郵便物が投函された音がしたら、すぐに取り込むようにしよう。「外出中」のときはどうしようもないが。
ま、これで更改料で家賃一ヶ月分が消えるか。
今日は日曜日。昨日につづいて気温は上がり、3月下旬並みの暖かさになったという。「もうこれで春が来るのか」というとそうでもなく、また来週には寒くなるらしい。
暖かいのでニェネントくんもストーブの前に居座る時間も短く、和室に行ってしまったりもしているのだが、わたしがバターロールパンを食べ始めるとサッとわたしのそばにやって来て、わたしの食べているロールパンをかじる(なめる)のだ。パンを出すときの「ガサガサ」という音に反応するのか、パンの匂いがするのか。
そんなにかじりついて食べるわけでもなく、バターロールパンの何がそんなに気に入ったのかと思う。ただ、ニェネントくんがぺろぺろとしたパンをわたしもいっしょに食べるわけで、そういうことはペットが病気だったら感染することもあるので、「やらない方がいいよ」ということだが。
『HACHI 約束の犬』を観て、今日はWikipediaで「忠犬ハチ公」の項を読んだのだが、それですっごい泣けてしまった。『HACHI 約束の犬』を思い出しても、さいごにハチが過去を思い出しながら息絶えて行くシーンを思い出して、涙がこぼれてしまった。
そんなペットの犬の映画を観て、その前に観た『トレジャーハンター・クミコ』にも「ブンゾウ」というウサギのペットが出て来てたので、今日はまず『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』という映画を観た。この映画のネコのボブは、飼い主の肩の上に乗ってくれるけれども、ニェネントくんはそういうことを決してやってくれないなあ。ひざに乗ることもしないし。
次に、前から観たかったケン・ラッセル監督の『ケス』を観た。この映画もまた、「ペット」というわけでもないけれども、主人公の少年と彼が調教するタカとの話だった。
スパゲッティでの夕食のあと「今日はもう1本」と、ドキュメンタリー映画『ヒッチコック/トリュフォー』を観た。
6日にトルコ南部で「大地震」が発生し、実に多くの犠牲者が出た。今のところ2万人を超える人が亡くなられたと確認されているらしいが、最終的に5万人の犠牲者になるのではないかともいう。
地震後の「救出のタイムリミット」といわれる72時間をとうに過ぎているのだけれども、現地の救出作業で今なお、がれきの下から生きて救出される人がいる。
わたしの勝手な思いで、あちらの建築はコンクリートなどが多く、地震で崩壊しても「すき間」が多く残るのではないだろうか。そんな「すき間」のあいだで生き延びた人らは、特にケガをしたわけでもなく救出を待っているのではないだろうか。救出作業も「二次災害」に巻き込まれる可能性があり、それこそ「命がけ」の作業になっているようだ。
一人でも多くの人が救出され、これ以上新しい犠牲者が出ないことを、遠い地から願わずにはいられない。