ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-07-26(Sun)

 昨夜は暗くなってからとつぜんに雷鳴が響いたりして、「あまり雷雨のど真ん中に入り込んでしまうとニェネントくんが雷鳴でおびえてしまうのだけれども」と心配したけれども、2~3回ゴロゴロと鳴っただけで終わってくれた。

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 4連休もついに今日でおしまいだが、(まあ予想はしていたけれども)計画していたようなことはけっきょく出来なかった。でも、どこにも出かけずにのんびりした連休ではあった。
 「出かける」といっても連日雨が降る悪天候で、あまりお出かけしようというような連休でもなかったが、今日も朝から雨だった。ところが昼前から窓の外が明るくなり、見てみると黒い雲のあいだから青い空がのぞいていた。どうせ買い物に行く予定はあったので、「今のうちに買い物をすませよう」と外に出た。

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 歩いているとかなり日が照ってきて、「夏だなあ」というぐらいに気温が上がってきた。汗っぽくなってしまう。バナナやパン、そして最近お気に入りの「かっぱえびせん」などなどを買って家に帰ると、たいていの近所の家が物干しに洗濯物を干していた。みんな、青空を待ちかねていたのだろう。

 ところが午後になるとまた空が暗くなり、また雨が降り始めた。「ありゃりゃりゃ」と思っているとまたまた雨がやんで晴れ間が出て、それがしばらくするとまたまたまた雨になったりと、大変いそがしい天気模様になってしまった。
 こういう日には「虹」が出やすいんだよなと思ったのだったが、東京もやはり同じような天候だったようで、ツイッターには東京で撮られた「虹」の写真がいろいろとアップされていた。「虹」に象徴されるような「希望」のない季節、時代ではあるけれども。

 今日もCOVID-19の新規感染者数は東京だけで239人になったが、今は東京だけでなく全国で感染者数が拡大している。大阪で141人、福岡県で90人、愛知でも80人が新たに感染している。また、鹿児島の与論島のような島で何十人も感染者が出て、島にひとつしかない設備を持つ病院は大変なことになっているようだ。こんな事態になってもなお、安倍首相は「<緊急事態宣言>を出すような状況ではない」と傍観し、例の「Go To トラヴェル」キャンペーンを継続する。このようなことを継続すれば、いくらでも「与論島」のような事態は地方で起こりうるだろうに、何ら対策もせずに「旅行に行こう!」などとたきつけるのは、「もっとCOVID-19を日本中に拡散させよう!」といっているに等しい。ほとんど国家による犯罪行為ではないのか。わたしたちは、いったい何という国に生きていることだろう。

 これで思い出すのは100年ほど前のエゴン・シーレのことで、当時彼が住んでいたオーストリアのウィーンでもスペイン風邪がたいへんな流行をみせ、シーレは感染を恐れて最大限の注意を払って生活していたというが、そのとき妊娠もしていた妻のエーディットがスペイン風邪にかかってしまったのに感染し、妻の死の3日後にエゴン・シーレも亡くなってしまったのだった。
 どれだけ感染しないように気を配っても、いったいどこからウィルスがやってくるのかわからない。PRC検査数もそんなに多くはない東京で連日200人を超える新たな感染者が出るということは、現実には何千人、いや、何万、何十万の感染者がいることかわからない。通勤電車の同じ車両には「感染者」はいないだろうと思い込むのは、ほんとうに「希望的観測」でしかない。明日からはまた通勤がはじまる。いったいどのような対策をとればいいだろうか。

 わたしは「逆流性食道炎」がつづいている。今朝は起きてすぐに氷水を飲んだらたしかに「吐き気」や「むかつき」は収まった。でも食欲がない。今日も昼食は「ざるそば」にした。しかし、百均で買った「そば」の麺は、「かけそば」とか温かくして食べるには問題は感じなかったのだが、「ざるそば」とかの冷麺にすると、何だか薬臭いというか、「これは食べ物ではないだろう」という臭みが鼻をつく。
 今は、毎日でも「ざるそば」を食べたいという心境で、そういう(おそらくはちゃんとした)日本そばの麺も別に大量に買ってあるので、その百均の「そば」は捨ててしまってもいいのだが。
 夕食にはタマネギとベーコンでパスタの「ペペロンチーノ」を、少なめな分量でつくったのだが、出来上がって食べていて「ん?何か足りない?」と思ったら、「ペペロンチーノ」だというのに、輪切り唐辛子を入れるのをすっかり忘れていたのだった。