ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-08-16(Mon)

 予報では今日も雨になるといい、じっさいに早朝に外に出ると弱い雨が降っていた。傘をさすほどの雨ではなかったが、やはり金曜日のように外は夜中のように暗い空だった。
 仕事先の駅で降りても多少の雨が降っていて、こちらは傘をさすべき雨だ。それでも雨はしばらくしたらやんでしまい、スマホの予報では「そのうちにまた降るよ~」と言っていたけれど、けっきょくこの日は曇天はつづいたけれども、それ以上雨になることはなかった。どうやら西日本での豪雨も収まって来たらしい。よかった。

 仕事の帰りは、いつもの月曜日のように駅の南のドラッグストアで買い物をし、そのあとは傘をさす必要もなかったので、「ふるさと公園」を抜けて帰った。
 雨がまた降るだろうという予報もあったせいか、この日はめずらしく釣りをする人の姿はまるで見かけなかった。そしてコブハクチョウの家族がまた、いつもとはちょっとちがうところで群れているのに出会った。

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 子どものハクチョウも、だんだんにそのクチバシが黄色くなってきたように見え、まあ人間だったら「そろそろ成人だね」という感じだろうか。そんなクチバシの先っちょがちょびっと黒くなっているのとか、もう親鳥とまったくおんなじになっているのではないのか。
 いったいいつごろまで、この家族が5羽でいっしょにいる姿を見ることができるのだろうか。そのクチバシが親鳥と同じような黄色になったころ、「親離れ」をすることになるのだろうか。
 今はもう、この公園で見かける水鳥はこのコブハクチョウ家族っきりになってしまっているけれども、秋になればまたオオバンやカモたちがやって来て、公園の池もにぎやかになることだろう。子育ての時期には「縄張り意識」が強くて、ほかの水鳥を追い払ってしまうというコブハクチョウだけれども、ほかの水鳥が来るころには子どもも「ひとり立ち」し、ほかの水鳥たちとも争そわずに共存してくれることになるだろう。コブハクチョウ家族もすてきな観察対象だけれども、またいろいろな鳥たちを眺めてみたい。

 帰宅してニェネントくんのお出迎えを受け、「さあ、昼食は何にしようか?」と考える。
 実は昨日、北のスーパーでめずらしく「豚肉のスペアリブ」などというのを買っていて、昨夜も食べたのだけれどもけっこう量があって、まだまだ残っている。この肉をほぐして、インスタントのとんこつラーメンにぶっこんでみたらけっこうイケるんじゃないかと思い、トライしてみる。
 うんうん、たしかになかなか美味だったのだけれども、そんなに量が多かったとも思わなかったけれども「相当に満腹」で、食事のあとずっと腹が苦しくなってしまった。胃が重たくって、なんだか何にもしたくなくなってしまうのだった。
 それでも夕食を抜くのも良くないと、「何を夕食に食べようか」と考え、「そうだ、こういうときは<ざるそば>とかにすればいいのだ!」と思いついてざるそば。これがなかなかに「いい感じ」で、重たかった胃も軽くなった気分だった。まあやはり、いろいろな食材をキープしておくのは「良きこと」と思う。

 今日は通勤時間などに、しばらく放置してあった本、ジェイムズ・ジョイスの妻のノラ(ノーラ)・バーナクルの伝記『ノーラ ジェイムズ・ジョイスの妻となった女』を読んだ。今ちょうど夜に少しずつ読んでいる『ジェイムズ・ジョイス伝』と時期的に同じ頃の話を読んだことになり、その『ジェイムズ・ジョイス伝』には書かれていなかった挿話も含まれていて、「いい補足資料」になるのだった。ただ、この翻訳は原書から三分の一をカットした「抄訳」だというのが残念。

 夕方に、注文してあった鈴村和成氏の『ランボー、砂漠を行く アフリカ書簡の謎』が早々と到着し、明日からは『ノーラ ジェイムズ・ジョイスの妻となった女』といっしょに読もうぜ、ということにした。
 今のわたしの頭の中にはジェイムズ・ジョイスのことと、アルチュール・ランボーのこととがいっしょになってグルグルと回っているのだが、しばらくはアルチュール・ランボーへのシフトが大きくなるだろうか。

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 さてさて、ここに来て政府はまたまたまたまた<緊急事態宣言>を延長し、新たに7府県も<宣言>対象にすることを決めたらしい。その延長期間は9月12日までとするという。あと1ヶ月もない、4週間である。そして今なお、全国でのCOVID-19新規感染者数は増加の一途をたどっているさいちゅうである。
 これで<緊急事態宣言>を延長して、9月12日までに新規感染者数が「もう<緊急事態宣言>は解除していいよね?」というところまで減らすことが出来ると思っていたとしたら「おめでたい」とはこのことだ。しかも24日からは<東京パラリンピック>も開催しますよ~!というのだ。
 「放置プレイ」とはこのことで、まともな思考力を持っている人ならば「9月12日でCOVID-19が落ち着く」などとは誰も想像できないことだ。おそらくこうやって何度も何度も何度も何度も<緊急事態宣言>~<まん延防止等重点措置>~<緊急事態宣言>~<その延長>ということを繰り返してきたスカスカスカ首相はそろそろ自らキレて、「政府がこうやってくれと言っても、国民が言うことを聞いてくれないじゃないですか!」などと言い出すのではないかと思う。ま、そういうことを語れば<自滅>なのだが、どうやら逆ギレしやすくなっているらしい今のスカ首相は、そういうことも言いかねない。
 今日も共同通信社による「全国電世論調査」の結果が発表され、スカ内閣の支持率は前回から4.1パーセント下落して31.8パーセントになったという。スカは「オリンピックはやったし、オレは日本の金メダリストに祝辞を贈りつづけたことだし、ぜったいにオレの支持率はアップするね!」と思ってたのだろうが、逆にガーンとダウンしたのだ。
 おそらく、スカの頭脳で考えつくことといえば、「そうか!<オリンピックを開催してよかった>と考える国民はまだ60パーセント以上いるわけだ。オリンピックの威光はまだ有効なのだ! これからオリンピックの金メダリストに<国民栄誉賞>を授与して、オレが<栄誉賞授与式>でメダリストを祝福すればいいのだ!」とかいうことではないのだろうか。本当にやるかもしれない。