ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-11-15(Fri)

 仕事の合間にちょっとずつ読んでいた『グリム童話集』(全3巻)の第一巻を、ようやく読み終えた。似た話も多いし、あとでタイトルを見ても「はて、どんな話だったっけ?」と思ってしまうわけだけれども、まあ楽しい読書時間ではあった。まだ三分の一しか読んでいないわけだけれども。
 それ以外のデカい本は『クマのプーさん 原作と原画の世界』を読み終えて、また『カフカ全集』に舞い戻ったけれども、「この人はなぜこんなこんがらがった面倒くさいことを書くのだろう」と、あらためて困惑してしまう。読んでいても「はて? 何の話だったっけ?」と、迷子になってしまう自分がいる。これは『城』のように、読者こそが迷路に迷い込むという壮大な迷路作品群なのだろうかと思う。

 今日は金曜日なので、仕事が終わったあとはどこか出かけてみたいという気もちはあった。天気もいい。でも給料日前でもあるし、「ちょっとココは自制しようか」という気分で、自宅へ直帰した。
 あさっての近くの教会のバザーにもう読まない本を寄贈しようと、まずは電話してみてから寄贈する本をより分けた。10冊ぐらいのものだけれども、古本屋に持って行っても疲れるだけ。いっそ寄贈してしまった方がさっぱりする。とにかくそのバザーにわたしも行くつもり。

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 あとは何もしないでダラダラと過ごし、早くに床についた。昨日あたりから、寝るときには柄谷行人の『トランスクリティーク』を読み始めた。こういう本はちゃんとノートを取りながら読まないと頭に入らないのだけれども、まあ今のところは大丈夫。ただ、読んでいるとニェネントくんが「遊んでよ!」とやって来るので、すぐに中断させられてしまうのが難。