ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-06-16(Tue)

 今日はいちにち「晴れ」。仕事を終えて帰路に着くときには夏の陽射しだ。先週までわたしの下車駅の付近でたくさん電車に乗ってきた高校生たちの姿は見かけなくなり、電車はずっといい感じで空いている。きっと高校の授業時間も変更になったのだろう。

 帰宅して、「ニェネントくんは新しいソファーに入って寝ているのかな?」と思っていたらそういうわけではなく、和室のベッドの上で寝ていたようだ。ニェネントはそのあともずっと、新しいソファーには見向きもせずにいる。昨日ちょっと使ってみたけれども寝心地が良くないとか暑いとか、いろいろと不満があったのだろうか。不満があれば聞かせてほしいところだが、こういうときにニェネントの考えがわからないというのはほんとうに残念なことだ。
 ニェネントはどっちかというと段ボールの空き箱がお気に入りのようで、今日も中にすっぽり入り込んでいたりする。そばで段ボールの外から「トン、トン」と叩いてやると、ちょっと頭を段ボール箱から出してわたしを見る。そのあとまた頭を段ボール箱の中にいれて、とつぜんに前足を段ボール箱からサッと出してわたしの手にちょっかいを出してくる。わたしと遊んでいるのだ。これを何回もやってくる。こういう、ニェネントが明らかにわたしを「遊び相手」として遊ぶというのはめったにないことで、わたしもうれしくなってしまった。
 ニェネントはそのあとは出窓の「お立ち台」に上がってひなたぼっこをしていたが、ニェネントはちょうどわたしがカメラを向けたときに大きなあくびをし、なかなか撮ることのできない「あくび」ショットを絶妙のシャッターチャンスで撮ることができた。‥‥しかし、ちょっと「妖怪」っぽい顔だ。

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 市役所からいくつもの封書が届いていて「何よ?」と思って開封すると、「健康保険税」とか「介護保険料」とかの額の決定の知らせだった。あまりうれしくはない通知だが、こうやっていちどに受け取ったものを合算すると相当な額になってしまうことにおどろく。「もう倹約しないとやっていけませんわ」と、今日の夕食は「豚肉ともやし、たまごの炒め物」にした。材料費は50円ぐらいだろうか。なかなかにおいしかった。

 今日の「GYAO!」はユーリー・ノルシュテインの残る一本『話の話』を観て、そのあと第二次世界大戦アメリカのドキュメント、『激闘の大海戦/Attack in the Pacific』というのを観た。まあまだ戦時中のフィルムだからなのか、意外と淡々とした内容で、日米両軍の作戦上のやり取りとか緊迫するようなフィルムではなかった。
 読んでいるドノソの『夜のみだらな鳥』もようやく今週中には読み終えそうだけれども、錯綜した物語の要点を見失ったまま読み進めているような状態で、これはもういちどさいしょから読み直した方がいいのではないかと思っている。
 今は本はだいたい2~3冊同時に読み進めているのだけれども、もう一冊のホフマンの『黄金の壺』を読み終えたので、今日からはちくま文庫の『フランシス・ベイコン・インタヴュー』を読み始めた。夜、寝る前には今日からはパトリシア・ハイスミスの『11の物語』を読もうかと思ったが、ベッドに横になって読み始めたらとたんに眠くなり、今夜はほとんど読めないままだった。