ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2024-08-11(Sun)

 8月も中旬になって「もう、この暑さにも終わりがみえてきたのかな?」とも思うけれども、まだまだ当面は気温30℃以上の日がつづくみたいだ。
 午前中に買い物に出て、途中の歩道橋の上から振り返ると、何というか「夏っぽい」空が見られた。

     

 それで買い物の帰り、ついに、花にとまったアゲハチョウを撮影することができた。う~ん、わたしのまわりを飛び回るアゲハチョウは、例年のごとく今年もよく出くわすのだけれども、今年はそんなアゲハチョウがなかなかわたしの近くでとまってくれなくって、撮影するチャンスがなかったのだった。ま、そんなにいい写真でもないけれども。

     

 さて、わたしが最近いちばん「ヤバい」と思っていることは、このところまったく読書というものをしなくなってしまったことだ。映画を観に行って「映画が始まるまでの時間に」とか、「病院での待ち時間に」というつもりで読みさしの本を持ち歩いているのだけれども、病院で「さあ本を読もう」と本を開いたとたんに順番がまわってきたり、とにかくは本が読めない。ウチにいるときにこそいっぱい読めばいいのだが、これがダメなのである。以前は寝る前にベッドの中で本を読んでいたのに、今は本を開く前に「もう寝よう」という気分になってしまうのだ。
 これは、自分の「気もちの持ち方」の問題だろうと思う。気もちを入れ替えよう。

 パリ・オリンピックも明日の早朝には「閉会式」で、実質この日で「おしまい」である。今日はまだ寝ている時間に陸上の女子やり投げの決勝が行われていて、目覚めると、期待されていた北口榛花選手が金メダルを獲られた、とのニュースが待ち受けていた。
 この方のことは、1年前の世界選手権で優勝されたときの報道から記憶に残っていて、このオリンピックでもわたしが知っていた数少ないアスリートの一人だった。いつも明るさを表面に出して下さり、こちらも元気になるような方だ。優勝されてよかった。今は期待されていて敗退したアスリートには「誹謗中傷」のことばが待ちかまえているからなあ。
 午後3時からは昨日と同じくマラソン競技で、この日は女子マラソン。またレース開始からゴールまで、しっかりリアルタイムで見てしまった。そしてこの日も、昨日と同じように日本の鈴木優花選手が6位に入賞したのだった。この日も、その鈴木選手以外は皆アフリカ系のランナーばかりで、まさに昨日の男子マラソンと同じように見えた(もちろん、レース展開は同じではなかったが)。
 そしてこの日はもうひとつ、「近代五種競技」で、佐藤選手という方が2位の銀メダルをゲットされたというニュースに驚いたのだった。いやあまさか、「近代五種」で日本の人がメダルをゲットされようとは思ってもいなかった。テレビでの佐藤選手のインタビューでは、金メダルを狙われていたというからすごい。「近代五種」という競技も、映像で見てみたい競技だなあ。

 先日の宮崎での地震以来、気象庁が「南海トラフ地震臨時情報」を出したもので、NHKにチャンネルを合わせると画面の左側と上側に青色の「枠」がつけられて、その「地震臨時情報」が表示されている。わたしなんかはそれを見ても「ふ~ん」と、あまり気にもしないのだけれども、今までこういう情報というものは世の中に出されたこともなかったわけで、「本当に(この一週間以内に)大地震が起きるらしい」と思う人もいるようなのだ。
 でもそのことはそれでいいとして(良くないよ!)、はたしてそうやって「一週間以内に大地震が来る」と思い込んでしまった人は、それから先の一週間、どういう思いで生活するんだろうか。やはり「どんな大きな地震が来ても救われるような避難地を探す」のだろうけれども、はたしてその避難地がこれから来る地震でも自分を守ってくれると信じられるのだろうか。