ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2024-05-27(Mon)

 朝起きて、朝食のバナナを食べ、そのあとにインスタントのコーヒーを飲んでいたら、急激に胃の調子がおかしくなった。「また飲酒のせいか」と思ったが、昨日はほとんど酒は飲んでいなかったし、それにいつもの「酒のせい」のときよりも症状は激しいのだ。寝ているときは何ともなかったのが、目覚めてしばらくしてからというのも解せないことだ。
 「何か原因になるようなものを食べていただろうか?」と思ったが、この朝はバナナだけで、それが原因ではないだろう。昨夜の夕食も「ブロッコリーとトマトのたまご炒め」にウィンナーをプラスしたもので、そこにヤバいものが含まれていたとも思えない。
 ただ、そのあとに飲んだコーヒーがこの症状を誘発する引き金になったということは、充分に考えられることだ。

 とにかく(もちろん)この日は酒は断ったのだが、しかと原因がわからないというのは不安ではある。下痢がひどくってなかなか治まらず、こういうのは5~6年前の大みそかに「年越しそば」を兼ねて駅のホームで「唐揚げそば」を食べたとき、どうやらその「鶏の唐揚げ」に火が通っていなかったらしく、明けた元日の朝からひどいことになってしまった記憶があるけれども、それ以来のことであるだろう。
 ある程度治まるのに午前中いっぱいかかってしまい、「何という日だ」ということになってしまった。

 午後にはようやっと胃の調子も快方になり、買い物に出かけたりもしたけれども、映画を観ようという気分にはならないのだった。
 ただ、黒沢清監督の新作『蛇の道』の公開まであと20日ぐらいに迫り、ネット上にもそれ関連の記事が多くアップされて目立つようになっている。配給のKADOKAWAもこの作品には異様に力を注いでいるようで、上映予定の映画館も考えられないぐらいの多さ。このあたりでも、わたしが普段行くとなり駅の映画館、それとそのとなり駅で乗り換えてちょっと行ったところの駅前のシネコン、そのどちらでも公開されるのだ。
 昨日行ったとなり駅の映画館の中にも、大きな垂れ幕ポスターが飾られていたし、6月の初めからは「黒沢清監督特集」も始まるのだ(『地獄の警備員』、『CURE』、旧作の『蛇の道』の3本だけだが)。

       

 それで今日は、YouTubeにアップされていた「『蛇の道』完成披露試写会」のときの、監督の黒沢清や主演の柴咲コウらの「舞台挨拶」の映像を見たりした。この作品に関してはあまりに黒沢清監督が「傑作が出来た」というもので、「そ~んなにいっていいのかな?」などとは心配してしまうのだ。
 ただ、YouTubeではこれから2週間限定で、その旧作の『蛇の道』を無料公開しているようなのだ。去年の10月に「Amazon Prime Video」で観たばかりなのだけれども、やはり素晴らしい作品なわけで、これをチャンスにもういちど観てみようか、とは思う。

 昨日寝るときに、どうなるか開票結果が気になっていた「静岡県知事選挙」だけれども、やはり立憲民主党・国民民主党推薦の候補が当選していたのだった。どうも次の総選挙でも立憲民主党と国民民主党は「協力関係」を継続するのだろうな、などと思っていたら、夕方になって、蓮舫氏が7月の「都知事選」に立候補する意向を表明されたのだった。それも、立憲民主党から出るのではなく、「無所属」として立候補されるとのこと。
 これはけっこう意味が大きいのではないかというところで、とにかく投票者は「東京都民」なわけで、これは「地方差別」ではなくして、都民は支持政党の幅がけっこう広くって、地方では無視される「れいわ新選組」への支持もあるし、「日本共産党」も支持率は地方より高い。そして一方、「維新の会」なんかそっぽを向く(生理的に嫌悪感を持っているのではないか)のが東京都民だと思う。
 ここで蓮舫氏が「無所属」で立候補されることは、立憲民主党以外のリベラルな有権者の支持を集めやすいのではないか。特に「日本共産党」がこの都知事選に独自の候補を擁立しなければ、その票の多くが蓮舫氏に流れるのではないのか。
 今は現東京都知事の小池氏への「逆風」も大きくなっているし、下手したら公明党の票だって蓮舫氏に流れかねない。蓮舫のことが大っ嫌いなネトウヨたちはこれから大騒ぎを始めるだろうけれども、その騒ぎ方次第では「逆効果」にもなってしまうだろう。さて、どうなることやら。

 台風1号が発生した。天気予報ではこのあたりも明日は雨になり、そのあともこの週末には雨がつづくようだ。ああ、もうこの週末は6月なのだな。また「梅雨」の季節がやって来たのだ。