ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2024-06-30(Sun)

 もう、6月も今日で終わりというか、2024年も半分終わってしまい、明日からは2024年後半戦の始まり、7月になる。
 それで知ったのだが、今年も一ヶ月後、8月の3日に手賀沼の花火大会が開催されるらしい。ま、去年の花火大会は「コロナ禍」でしばらく中止になっていたあとの開催だったけれども、「コロナ禍」以前より少し小規模になったのか、思ったほどの「爆音」でもなかった。それでもニェネントくんには「脅威」なわけで、わたしがいっしょにいて役に立つわけではないが、その夜は出かけたりしないで、ニェネントくんといっしょにいてあげなくってはいけない。それでニェネントくんは花火の爆音を「わたしのせい」と勘違いするかもしれないが。

     

 今日も雨が降ることはなく、ちょっと暑い一日になった。わたしはとなり駅の映画館に、ヴェンダース監督のアンゼルム・キーファーを撮ったドキュメンタリーを観に行こうかと思ったのだったが、「また別の機会にしよう」ということにした。黒沢清監督の『蛇の道』も、もういちど観に行きたいのだが。
 そうだ、何とか観たいと思っていた黒沢清監督の別の新作『Chime』だが、これも一ヶ月後、8月2日から、菊川にあるミニシアターで上映されることになったようだ。
 「菊川というのはどうやって行くんだろう?」と調べたら、新御茶ノ水駅でいちど乗り換えればいいだけのようで、ウチからも思ったよりスンナリと行けそうなところだった。

 それで今日は、昨日観た『エイリアン4』をもういちど観て、観終わってまだ時間もあったので『エイリアン3』もまた観てしまった。
 あとで読んだのだが、デヴィッド・フィンチャーが『エイリアン3』を撮り始めたとき、まだ脚本の決定稿も出来上がっていなかったらしいし、スタッフらは現場でやることもなくブラブラしていた日もあったとか。けっきょく、上映されたものは映画会社が編集したものだったらしい。
 今日改めて『エイリアン3』を観ると、1時間20分ぐらいまではけっこう面白く観ていられたのだけれども、そのあとの「エイリアンと人々との争い」は、やはり「何がどうなっているのかよくわからない」し、「同じような場面が何度も繰り返されている」のだ。このあたりをバサバサと編集して、あと15分ぐらい短くすればよほど良くなったように思う(厳密に観ればそれではストーリーは追えなくなるようだが)。
 今はDVDでこの「完全版」というのもリリースされているようで、まあやはりデヴィッド・フィンチャーは「完全版」に関わっていないようだけれども、本編は30分長くなっているし、「特典ディスク」を観ると、この『3』をめぐるコンセプト、その変遷がわかるようだ。ちょっと観てみたくなった。
 いちおう『4』までを観て、『1』はSFサスペンス・ホラー、『2』はアクション映画、『3』はダーク色を強めたホラー、『4』はゴシック・ロマン風味を加味したSFアドベンチャー(ラストには泣いてしまう)、ってな感じではあったか。わたしは『1』『3』『4』『2』の順に楽しめたかな?

 夕方6時からはテレビの「世界遺産」で、この日は「リオ・デ・ジャネイロ」特集。まさかこの都市が「世界遺産」に登録されているとは知らなかった。実はコパカバーナは「人工海岸」なのだというのも知らなかった。
 7時半からは「ダーウィンが来た!」。この日は「砂漠ライオン」の生態を追う特集だった。「砂漠ライオン」とは南アフリカナミブ砂漠に生息するライオンだけれども、もう70頭しか残っていないという。
 そんな砂漠ライオンらの中で、決して群れずに単独で行動し、普通はライオンの標的ではないキリンを狩る「チャーリー」と名付けられたメスのライオンを追うのだが、その「チャーリー」の縄張りに一匹のメスの砂漠ライオンがあらわれるのだ。
 う~ん、ちょっと切ない話ではあったけれども、ラストの「ライオン研究者」が話すような未来があればいい、とは思った。