ニェネントくんの抜け毛の凄い季節。もう毎日ブラッシングかけてあげるのだが、ニェネントくんはブラッシングは好きではないようで（そりゃあそうだろう）、いつも「にゃあお～！」と啼きながら、逃げて行こうとする。それでわたしは悪いけどニェネントくんのしっぽを掴んでブラッシングをつづけるのだ。毎回毎回「こ～んなに毛が抜けてハゲてしまわないのか？」って心配になるぐらいに大量に毛が抜ける。ブラッシングを終えたニェネントくんはそのまま和室へと退避して行き、しばらくは出て来ないのだが。
抜けた毛はちょうどいい具合にグレーの色合いなので、この毛を使ってフェルトの人形もつくれるんじゃないだろうか、とも思ってしまうのだった。
昨日も書いたように、今週からは朝起きてテレビをつけると都知事選の「政見放送」をやっているのだけれども、「あれ？ あの人の政見放送がないなあ」などと思っていたら、実はＮＨＫはこの朝の６時からと、あと夜の１１時からとの２回に分けて「政見放送」をやっているらしく、どうやらコレは、ＮＨＫが出来るだけ「政見放送」の視聴者を少なくするための方策なのではないか、ということだ。まあ例の党に「ＮＨＫ批判」をガンガンやられるのは、ＮＨＫにとってはひたすらに面白くないことだろう。まあ、見る方からしても、今年の都知事選の「政見放送」は面白いものでもないが。
今日も雨は降らなかったが曇天で、昨日ほどではないがけっこう暑い日になった。今はまさに「梅雨」のど真ん中なのだけれども、次にこのあたりが雨になるのは明後日のようで、その明後日のあとはまたしばらくは雨は降らないみたいだ。やはり「空梅雨」の予感。
今日の昼食、夕食は、昨日買った「ナン」に、温めた「バターチキンカレー」ですませた。これはなかなかに美味しく食べれた。まだ「ナン」は２枚残っているし、明日「バターチキンカレー」を買ってきて、今日と同じ食事を繰り返そうかと思う。こういうのが３日続けば飽きるだろうが、まだ２日なら、「こういうのもイイね！」という気もちは維持できるだろう。
この日は「Amazon Prime Video」で「見放題が終了間近の映画」のリストを見て、『ゴッドファーザー』のシリーズか『エイリアン』のシリーズかのどちらかを観ようかと思ったが、デヴィッド・フィンチャーの監督デビュー作の『エイリアン３』はまだ観たこともないし、『エイリアン』のシリーズの方を観ることにした。「見放題は今月いっぱい」のようだから、『エイリアン４』までの４本と、『エイリアン：コヴェナント』を含めた５本が観られるだろうか（もう１本の『プロメテウス』は、そもそも「見放題」ではないのだ）。
それで夕方からは、その『エイリアン』第一作を観た。この頃は監督のリドリー・スコットはほぼ無名の監督だったけれども、この一作で一気にその名を広める。次に撮ったのが『ブレードランナー』で、彼は「巨匠」になるのだった。
『エイリアン』はあまり記憶があいまいにならないぐらいに古い時期に観ていたので、けっこう内容は記憶していた（古くに観た映画の方が内容をしっかり記憶していることが、わたしには多い）。
今久しぶりに観てみると、バカでかい「宇宙貨物船」を舞台にした、どこか「幽霊屋敷」じみたホラー映画という味わいで、同時代のトビー・フーパーの映画を思い出しもするし、さらにはキューブリックの『シャイニング』にもつながっているようにも思えてしまった。とっても面白かった。
