ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-03-05(Sun)

 いくらかずつ暖かくなって来て、ニェネントくんが夜にベッドで寝ているわたしのところに来ないことが多くなった。来てもすぐにベッドから降りて行ってしまったり。朝になっても、リヴィングにわたしといっしょにいる時間も短くなり、すぐに和室のネコ用のクッションに行って「ニャンモナイト」になっていたりする。

     

 これで、またわたしの寝ているところに来てくれるのは8ヶ月ぐらい先のことになるのか。寂しいね。

 そういうので今日も朝から「口寂しく」なり、タバコがないものだからまたウィスキーの水割りを飲んでしまう。酒の量は少なくなったとはいえ、「禁酒禁煙」の一方が崩れ落ちた感覚もあり、情けなく思う。何とかもういちど、「禁煙」しながらも「禁酒」ということを遂行したいものだ。

 夕方になって、ネット上に共産党の志位委員長が京都で演説を行い、「反共は戦争前夜の声」と語ったとの報道があった。志位氏は「平和と民主主義を守るために党を躍進させよう」と訴えたというが、これはもちろん今回の「党首公選制」を訴えた党員を除名したことを受けての発言だろう。
 除名の理由が「党のルールを守らなかったため」というわけだが、一般には「果たしてそのような処置が<民主主義>と言えるのか?」と捉えられているわけで、このことが「民主主義を守る」ことになるのかということ。
 さて、<日本共産党>は今だに<マルクス・レーニン主義>を党是として活動しているのだろうか。すでに世界の現代史において「共産主義」というものがすべて挫折し、その「人権・民主主義」を否定していると思える今、なおも「共産主義」を標榜する理(ことわり)を表明しない限り、志位氏の言う「反共」の声というものは、右翼からの「反動」の声ではなくっても出て来るのではないだろうか。

 <立憲民主党>もまたその立場をフラフラさせ、とても「リベラル政党」とも言えない状態の今、<日本共産党>は<マルクス・レーニン主義>に捉われることなく、今現在の<リベラル>の在り方を知らしめるべきではないのは?とは思う。そうなればわたしだって選挙のときに投票してもいいし(わたしは今の選挙制度など肯定し得ない考えを持ってはいるのだけれども)、わたしとて、今のネトウヨどもの「雑音」がこれ以上大きくならないことを望んではいる。それには今の<日本共産党>が、自己防御の「内向き」の発言をやめることが大事だと思う。

 今日の昼からは、あとは明日一日だけになった「U-NEXT」の無料トライアルで、まずは『去年マリエンバードで』を観て、そのあとヴェンダース監督の『ことの次第』を観た。夕食に以前買ってあった「すき焼きうどん」を食べ、そのあと黒沢清監督が前田敦子で撮った『Seventh Code』を観た。意外な展開で楽しめる中篇だった。