ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2024-05-15(Wed)

 今朝のニェネントくんはわたしを無視。わたしが寝ているときにベッドに上がってきた気配もなかった。
 今日は、だんだん暖かくなってきたこともあり、「そろそろ新しい薄手の生地のズボンを買おうか」ということにした。このあたりで衣料品を買うのはもっぱら東のスーパー。この日は5パーセント割引の日でもある。

 東のスーパーへの道は歩いてもあんまり面白くなく、ずっと住宅地の中だし、途中からはマンションのあいだを歩く感じ。春であれば桜の咲く短い桜並木もあるけれども、あまり野鳥も見かけないし、ネコの姿もない。歩いて楽しくはない。
 でもこの日はマンションのそばの切り株に、キノコが育っているのが見られた。キノコの生育に適した気温になっただろうし、月曜日の雨とかでグングン育ったのだろう。オレンジ色でけっこう毒々しく、とても食用とは思えない(誰が食べるか!)。そしてまさに、もちろん先日観た映画『マタンゴ』を思い出すのだった。

     

 スーパーに到着してまずは2階の衣料品売り場に行き、ズボンを買う。このスーパーのズボンは「また下丈」も調整済みで同じ「ウェスト丈」でも「また下丈」が何種類か売られていて、買ってすぐに穿けるので便利。今穿いているズボンも以前このスーパーで買ったものだから、同じウェスト、同じまた下丈のものを選び、試着もしないでチャッチャッと購入。

 1階の食料品売り場へ行き、「ウィスキーでも買ってみるか」と、「CUTTY SARK」を買った。
 わたしは最近酒がからだに合わなくなったというか、酒を飲むと胃の調子が悪くなり、下痢っぽくなってしまうことがつづいていた。だからあんまり酒は買わなくなったし、たまに買ってみてもやはり調子が悪くなるので、このところはもうまったく酒は飲まなくなっていた。
 それが最近赤ワインを買ってみて、胃の調子も悪くならなかったわけで、この日「ではウィスキーでも」となったわけだ。これで飲んでみてまた調子が悪くなれば「やはりダメだったか」と、あらためて「酒を飲まない生活」にまた切り替えようというつもり。
 まあ酒なんて、飲まないですませた方がいいのだけれども、やはりウチでゴロゴロしていると「酒でも飲みたいなあ」という気分にはなってしまう。チビチビと飲む分にはOKではないだろうかね。
 ついでにちょっとおつまみも買い、このスーパーは「お惣菜」がおいしいので、久しぶりにお弁当を買うのだった。

 帰宅して「やっぱりおいしいね」とお弁当で昼食にして、買ったズボンを穿いてみると、なんと、まったくウェストが合わないのだった。
 今穿いているズボンはけっこう生地に伸縮性があるので、わたしのウェストがいつしか増加していても穿けていたわけだ。前から「最近ウェストが増えたなあ」とは思っていて、それで「出来るだけ歩こう」ということにしていたのだが、これは単に「いっぱい歩く」だけではなく、やはりダイエットしなくってはいけない。しっかり考えてみよう。買ったズボンは取り替えてもらうしかない。レシートには「衣料品のお取替えは一週間以内にお願いします」と書いてある。ならば土曜日の18日はまた「5パーセント割引」の日だから、あわてて行かないで土曜日に行くことにしようか。

 さて、午後には買ったウィスキーも飲んでみたが、特に胃の調子が悪くなる気配もなかった。この日は「水割り」で2杯飲んだが、このくらいの酒量にしておこう。やはり酒はうまいのだが。

 今日もまた「ゴジラ映画」。昨日の悪夢のような映画のことを早く記憶から払拭してしまいたい。今日は『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』を観るのだった。
 おお、ちゃんと映画映画している。まるで映画を観ているみたいだ。「これが映画だよ」と、喜んでしまった(そこまでの傑作ではなかったが)。

 今は寝る前とかにナボコフの初期作品『偉業』を読んでいるのだけれども、これがまったく読書がはかどらないでいる。面白くないわけでもなく、読みにくいというのでもないのだが、ストーリーの展開が断片的で、いつの間にか時制がジャンプしてしまうせいだろうか。読んでいるとじきに眠くなってしまい、ついこっくりとなって手にしている本を落としてしまい、「ダメだ、もう寝よう」となってしまうのだ。どうしたことだろう。一日に10ページぐらいしか読めない日がつづいているのだ。