今朝も、ニェネントくんのわたしの顔への「鼻息」で起こされた。こないだは右側からの鼻息攻撃だったが、今朝は左側から攻めて来た。「もう起きなよ~」というのだろうか。時計を見ると5時半前。ちょっと早いな。でもいつもより早く起きて(わたしが起きるのはだいたい毎日6時)、ニェネントくんの朝ごはんを出してあげたけれども。
昼間、面白がってニェネントくんを抱き上げてかまっていたら、ニェネントくんはいつものように抱かれることをいやがって、和室の方へ逃げて行った。わたしはさらに面白がって、あとを追って行ったのだけれども、ニェネントくんはいつものように和室の奥でキャットタワーの上にジャンプした。
それでいつもならそこからまたジャンプして、クローゼットの上に逃げて行くのだけれども、それがこの日は、ニェネントくんはキャットタワーの上からクローゼットの上を眺めながら、そのままキャットタワーにとどまって、クローゼットの上にジャンプすることはないのだった。
わたしとしては「あれ?」という、驚きというかショックで、つまり今までのようにクローゼットの上にジャンプする体力がなくなったのですか?という感じだった。むむむ、ニェネントくんも「初老」という年齢かも知れないけれども、そんな、ジャンプ力も衰えてしまったのだろうか? このことがダイレクトに彼女の体力が落ちたということを意味しないかもしれないけれども、「キミももう老いたのか」と、ちょびっと悲しい気分になってしまった。
この日も気温が上がって、都心では18℃ぐらいにまでなったらしい。このあたりも大して変わることはないだろう。予報では明日も気温が上がるらしい。
わたしはこの2~3日、生気に乏しい気がする。プチ「うつ」なのかもしれないと思う。今やっている映画で、『哀れなるものたち』とか『瞳をとじて』とか「観に行きたいな」という気もちはあるのだけれども、観に行くための具体的な行動計画を考えることが出来ないし、いざ「観に行く」と考えようとしても、「めんどくさいなあ」となってしまう。こういうのは思い切って出かけてしまえば気分もふっ切れるのだろうけれども。
それでこういうときは家で本を読み、サブスクで映画を観ようということに。
しばらくは「推理もの」の映画でも続けて観ようかと、この日はまず『ナイル殺人事件』を観るのだった。いろいろとアレだけれども、昨日観た『ユージュアル・サスペクツ』よりは楽しめた、と思う。
読んでいるパトリシア・ハイスミスの『プードルの身代金』も、もう少しで読み終えるところまで来た。終盤の展開で、「これは傑作かもしれないな」という気になっている。