ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2024-01-13(Sat)

 午前中に北のスーパーへ買い物に行ったのだが、そのときは空は雲ひとつない青空だった。気温は低い。
 スーパーへ行くので家を出て歩いていると、ウチのすぐ近くの家の植え込みのところにスズメたちが何羽も降りて来ていて、それがわたしが近づいたせいで「危険!危険!」とばかりに飛び立って行く。まずいちど近くの木の枝にとまるのだけれども、写真を撮ってやろうとカメラをかまえると、「あぶねえ奴が接近してきたぞ!」と、また飛び立って行くのだ。

     

 このあたりには、よくハクセキレイも道路の上でぴょんぴょん跳ねているのだけれども、ハクセキレイはあまり人間のことを警戒していなくって、よほど近くに行くまでは逃げて行ったりはしない。

 スーパーでは、たまごが税抜き111円で売られていた。小ぶりなたまごではあったけれども、ずいぶん安くなったものだなあと思うし、その値段でも皆があらそって買うという様子でもなかった。
 ただ、この日は買い物に行った時間がけっこう昼に近かったせいかお客さんが多く、レジの前には行列ができていた。このスーパーは去年の改装のあと「セミセルフ」と「完全セルフ」のレジの2種類になり、普段から、店員がスキャンしてくれる「セミセルフ」の方には行列が出来ていることが多かったけれど、この日は「完全セルフ」のレジの方にも長い行列が出来ていた。珍しいこと。
 わたしは「完全セルフ」の方が、バーコードを読み込ませるのがちょっとゲームっぽくって好きである。商品によってバーコードの位置がいろいろなのだ。それを探すゲーム。でも最近はほとんど決まった商品しか買わないので、「この商品のバーコードはココ」とか、だいたいはスキャンする前に前もってわかっている。

 午後からは、まずは先週日曜日から始まった大河ドラマ『光る君へ』の再放送を見た。見て思ったのは、やはり平安時代の朝廷の人間関係というのはなじみがないし、それで歴史が大きく動いたというのでもないので興味がわきにくい。だいたい登場人物はみ~んな「藤原」だったりもするし。見ていても、政治的な人間関係は描きにくいもので、「個人の人間性、性格の衝突」というドラマに舵を切っているようでもあった。
 とにかくは来週、再来週ぐらいは見てみて、そのあと見つづけるかどうか判断しようかな。でもやはり、平安の人が現代語をしゃべるのには抵抗があるが。

 そのあとは山本富士子若尾文子とが共演していた『美貌に罪あり』という映画を観た。監督は増村保造
 映画はとても面白かったのだが、その映画の終盤で雷鳴のような音が響き、それがじっさいに雷鳴だったのか、映画の中の音なのか(そういう音がしてもおかしくはないシーンだった)わからなかったのだが、映画が終わってテレビの地上波に切り替えると、ちょうどラグビーの中継をやっていたらしいのだけれども、「他落雷の危険性がある」ということで、試合は一時中断されていたのだった。じゃあやっぱりあの音はじっさいの雷鳴だったのだ。冬のかみなりというのは珍しい気がする。しかし窓の外を見ても雨や雪でもなかったし、そのあとはかみなりの音も聞こえなかった。
 たしかに、夕方には関東南部でも雪になるかもしれないという予報だったわけで、かみなりもそんな雪の前触れだったのかもしれない。5時頃のニュースでは渋谷などで雪が降っているのが中継されていた。
 わたしはそのあとはウチの窓の外を見てみたりしなかったが、わからないがこのあたりは雪にはならなかったんじゃないかと思う。