ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-12-29(Fri)

 おとといは今年最後の満月で、この日記にアップしたように、その夜は月は雲に隠れてしまっていたのだけれども、昨夜は月もよく見えた。満月の写真というのはいつもいつも同じようなものだけれども、満月になると「写真を撮っておこう」と思ってしまう。
 12月の満月は「Cold Moon」というのだが、たしかに昨日はとっても寒い一日だった。

     

 朝早く、わたしの上に乗って寝ているニェネントくんが重たくって目が覚めた。ひざの上のところに乗っていたのだが、起きているときだったらひざの上に乗ってくれるのは大歓迎なのだが(そんなことはやってくれたことはない)、横になって寝ているとけっこう重たい。「重たいから」と追っ払えばいいのだが、せっかくわたしの上で寝ているのに追い払うようなことはやりたくない。わたしがモソモソと動いても降りて行ってしまうだろうから、じっと動かないように我慢する。それでもやっぱり重たいので、けっきょくひざを立ててしまい、それでニェネントくんは降りて行ってしまった。

 昨日はどうぶつ病院にニェネントくんのキャットフードを買いに行ったのだが、先週末に注文して入荷したら電話連絡してくれるはずだったけど、そういう連絡がなくって「おかしいな」と思っていたのだが、今日スマホを見てみると「マナーモード」になってしまっていた。着信履歴に知らない番号からの着信があったので、それが病院からの「入荷のお知らせ」だったのだろう。
 いつ「マナーモード」にしたか記憶にないのだが、別の操作をしていて、ついさわってしまったのかもしれない。いろいろと、知らずにおかしなことをやってしまっているわたし。

 今日はもう、テレビも年末年始モードになってしまっていて、朝から面白くもないバラエティ番組みたいなのが多くなった。それで今朝は某モーニングショーを見た(まあはっきり書けば「羽鳥慎一モーニングショー」で、普段でもたいてい、途中からでも見ているのだけれども)。
 この日は最近ネットでもよくその名前を目にする前明石市長の泉房穂氏がコメンテーターとして出演、ときどき顔を出すジャーナリストの田崎史郎氏の自民党~安倍派をかばうような発言に「No!」を突きつけられて爽快だった。
 今の「自民党の政治資金問題」にふれて泉氏は「ちゃんと徹底的に捜査すべき」と語ったのだが、それに対して田崎氏は「しかしね~、数十万単位まで摘発してたら安倍派の議員はほとんど関わっていて、それで90人くらい議員がいなくなったら大変」と、平たく言えば「低額キックバックの議員は見逃せば」みたいなことを言うのだった。
 それで泉氏は「大変でもないですよ」「(安倍派が)全員いなくなったって誰も困らないんです」と語り、そもそもがいつも自民党を擁護してきた田崎氏も返答できずに薄ら笑いを浮かべるばかりだった。
 これはまさに泉氏のおっしゃる通りで、わたしなどはこれでキックバックを受けていた議員などは全員議員をつづける資格などないと思っていただけに「痛快」。
 だいたい「少額なら問題にしなくていいだろう」などという「議員特権」みたいな発想こそが自民党議員腐敗の第一歩みたいなもので、一方の国民なんか、「食事する金がない」と無銭飲食したり、コンビニでおにぎりを万引きするだけで逮捕され、ニュース報道されるのだ。千円に満たない額の不正でもしっかり逮捕されるというのに、「数十万ぐらいなら見逃してやれよ」などというのはとんでもない話だ。

 この番組はこの日のトピックになったようで、午後にはもう、ネットに泉房穂氏を賞賛する記事が複数アップされていたし、今回の問題でなお自民党~安倍派を擁護するコメントを発し続けていた、田崎氏のような「ジャーナリスト」の正体があらわになった、というだけでも意義のある番組だったと思う。

 夕方からはこのところの恒例、増村保造監督・若尾文子主演の映画をまた観るのだった。この日は谷崎潤一郎原作の『卍』を観たのだが、「カルト宗教」だか「詐欺」にひっかかるアホな人間たちの話のようで、正直アホらしくって真面目に見られなかったかな。
 おかげで、夕食にまた煮込み料理の「コーデル」をつくったのだが、何が悪かったのか、美味しくはない出来上がりになってしまった。