ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-08-19(Fri)

 仕事をしているとき、「ああ、今朝(昨夜?)は夢を見ていたなあ」と、とつぜんに思い出した。その夢はまた、いつもの夢に出て来るあの建物というか、長屋の一角のような場所の夢だったということは思い出されるのだが、それ以上、いったいどんな夢だったのかということはどうしても思い出せない。ただ、その「いつもの夢」のその「場所」の雰囲気だけが、まるで嗅覚に反応するように思い出されるだけだった。うん、わたしはきっと、死んだときにその場所に行けるにちがいないと思う。

 この日の天気予報は「雨」になることはないということで、気温も32度とか33度になるだろうという。だから家を出るときにエアコンを29度にセットして、スイッチを入れて出た。
 予報は「雨にはならない」とはいうが、早朝の空はすっかり曇天で、もうほとんど「夜道」を歩く感覚に近い。

 昨日からの余波で、仕事はハードだった。もうちょっとマイペースで、のんびりと仕事をやりたいなとは思うのだった。でも今日は、非常階段を歩いていて、「ヤモリ」の子どもの姿を見た。この建物には前っからヤモリが棲みついているわけで、定期的にその姿を見る。
 仕事中にもポケットに入れているケータイで撮影してみたが、やっぱり「ボケボケ」の写真だ。どうしてこんなに「ボケボケ」になるのだろうか。わたしの設定が悪いのだろうか。でも、ヤモリのコはやっぱりかわいい。

      

 この建物には(ヤモリのエサになる)ハエトリグモとかけっこう棲息してるし、ヤモリたちもドアのすき間からとか、倉庫の中とかにいくらでも逃げ込めるのだろう。これで建物の中に何匹も何匹も「ヤモリ」が煩出するなら、そりゃあ「駆除しなくっては」ということにもなるだろうが、今はせいぜい季節に一匹程度しか見かけないわけだから、「元気に生きてちょうだい!」と、エールを送るのだ。

 けっこうヘトヘトになって仕事を終え、帰路に着く。帰りの電車の中で、読んでいた『ポオ小説全集3』を読了。ようやっと次はポオの小説の最終巻、『ポオ小説全集4』になる。いきなり、わたしの大好きなはずの(小学生の頃に読んだ)「黄金虫」、そして「黒猫」から始まるので、楽しみではある。

 帰宅してウチのドアを開けると、リヴィングの奥にニェネントくんが丸くなっている姿が見えた。「やっぱり、<29度>にセッティングしたリヴィングの部屋が快適なのだなあ!」と思う。ニェネントくんに<最適>なのは<29度>なのだということは、絶対的な<真実>だ。

 帰宅してから、昼食も夕食も、前に大量につくった「すき焼き風煮」ですませ、ようやっとその「すき焼き風煮」もなくなった。つくったのが火曜日だったから、4日間ずっとコレですませたわけだ。毎日「今日の食事はどうしようか?」とか考える必要もなかったし、けっこういろんな意味で「エコノミック」だったのかもしれない。まあ「カレーライス」みたいなものだったか。

 観たいと思っていた、「シャンタル・アケルマン映画祭」の『囚われの女』の上映は今日までだったのだけれども、やっぱりいちどウチに帰ってしまうと、再び外に出かけて映画を観に行く元気もなく、けっきょく「パス」してしまった。残念だ。

 報道をみていると、今の自民党議員と「旧統一教会」との関係を問う声はけっこう大きく、「知らんかった」とか答える自民党議員が批判されてはいるが、昨日も書いたことだけれども、「旧統一教会」の「自民党支部支部長だっただろうと思われる故・安倍晋三氏への追及の声がまるっきし聞こえないのはどういうことか。故・安倍晋三氏のことは「国葬反対」ということですべて代替してしまっているみたいに思える。
 もういちど言うが、これは順番として「国葬反対」からやればいいのではない。「安倍氏」と「旧統一教会」とのディープな(に決まっている)関係をまずは究明して明らかにすれば、自ずから「そ~んな<旧統一教会>とズブズブだった人物を、<国葬>になどすべきではない!」となるはずなのだ。