昨日考えた通り、今日は電車に乗って乗換を含めて3つ向こうの駅まで行き、そこの駅前のちょっとデカい映画館で『ゴジラ-1.0』を観る。週のはじめにその映画館の上映スケジュールをチェックしたのでは、朝の9時半からの上映があるようだ。朝早いのは大歓迎。そういうこともあって観に行くことに決めたのだった。
いちおう念のため、今朝起きてからその映画館のサイトで上映時間を確かめてみたが、やはり9時半。しかし、週のはじめには「IМAX」上映のはずだったのが、通常上映になっていた。それは残念なことだが、まあいいや。
ウチを出てから映画館のある駅までは、駅までの歩く時間を入れても30分ぐらいあれば着くようなので、「ブギウギ」を見てから家を出た。ウチを出る前に、「お留守番」をしてもらうお礼に、ニェネントくんのお皿に「ちゅ~る」を出してあげておいた。ニェネントくんはまた、ふとんの中にもぐり込んでいるようだった。
外はこの日もまったくの晴天で、暖かくなりそうだ。
考えた通りに9時ちょうどぐらいに目的駅に着き、駅から映画館までは5分もかからない。この駅の前にはちょっと広い広場があり、けっこう木も生えているのだけれども、「公園」というのとはちょっと違う。やはり「広場」か(写真はそんな中で、上から見てちょっと公園っぽく見えた一角)。
駅前のショッピングモールの中の映画館へ行き、チケット販売機で席を指定してチケットを買うのだが、朝も早いし座席はガラ空き状態。いつもの映画館では必ず最後列の席にしていたけれども、今日はちょっと前の方にしてみた。
いつもの映画館とちがうので、実に久しぶりに「NO MORE映画泥棒」のCМを見た。しかし予告はどれもこれも、観たいと思う映画もないのだった。
さていよいよ本編。う~ん、せっかく映画館で観ているのだから、もっと「爆音」で観たかったところ。でも、伊福部昭のゴジラのテーマ曲が流れたときには瞬間血が騒いだというか、もうこのテーマ曲はわたしの身体にもしっかり焼き付いてしまっている感じだった。映画の感想は別に。
映画が終わり、わたしは寄り道もせずにまっすぐに帰路に着く。自宅駅前のスーパーに寄ると、先日置かれてなくって買わなかった「一袋100円のタマネギ」が出ていたので、よろこんで買った。ちょっと小ぶりのタマネギだが、袋には6個入っている。タマネギのほかに店内を見て、「丸天いか」という練り物、「いかの塩辛」、「いかの姿あげ」と、いかずくしに買い物。どんだけいかが好きやんねん。
帰宅してニェネントくんのお皿を見ると、家を出るときに出してあげていた「ちゅ~る」はそのまま手つかずに残っていた。なんだ、午前中はずっとふとんの中で寝ていたのだろうか。だいたいわたしが帰ってきてドアを開けても出迎えにも来てくれなかったし、冷たいじゃないか。「ニェネントくん、おやつだよ~」と和室に声をかけるとようやく這い出してきたが、それでもお皿の「ちゅ~る」には気がつかないのだった。「ほら、コレだよ」と手で示してあげてようやくわかって、かぶりついてくれたが、「ちゅ~る」というのは、ネコが反応する「匂い」というのはしないのだろうか。
テレビではちょうど「ブギウギ」の昼の再放送が始まるところだったので、もういちど見る。そのあとは参議院の国会中継をやっていたのを見たが、もう松野官房長官が徹底的に攻められていた。彼はどうやら一千万以上のキックバックがあったようなのだが、まさか国会の場で正直に「わたしもキックバックを受けていました」とは言えないだろうし、他の自民党議員のように「わたしにはキックバックはありません!」と言ってしまえば、あとで「あれはウソだった」となることだろうし、たしかに官房長官という立場からは答弁のむずかしいところだろう。今日もひゃっぺん返しに「答えは差し控える」というような答弁を繰り返した。
あとでニュース映像で流れた、国会の廊下を歩く松野氏の姿はすっかり焦燥し切ったように見え、「こりゃあもう、官房長官を辞めるしかないだろうなあ」とは思うのだった。
しかし問題は松野氏一人のことではなく、自民党という党全体のことではあり、松野氏と同じようにヌラヌラとした答弁を繰り返す岸田首相もまた、この難局を切り抜けることは出来ないのではないか。
どうも近々「岸田内閣総辞職」ということにもなりそうだが、「では代わりに誰が次の首相に?」というと、もう誰もかれも今回の件でヤバい連中ばかり。思いもかけない人物を次の首相にかつぎ出してくるような気がしてならない。「あやつり人形」かな?
夕食にはスパゲッティをゆでて、買った「いかの塩辛」をまぜただけの「お手軽、いいかげん」な食事にした。