ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-08-28(Mon)

 動物病院のサジェストでニェネントくんの朝食のカリカリを新しいものに代えて、ニェネントくんも新しい朝食が気に入っているみたいでよかったのだが(毎朝わたしが起きると、「ごはんちょうだい!」って感じで先にキッチンへ走っていき、「にゃんにゃん」と啼くのだ。前にはなかったことだ)、おかげで以前の封を切ったばかりのカリカリがそっくり残ってしまった。とにかくは「どこかへ譲れないだろうか?」と考えた(まだ封を切ってなければ人にも譲りやすかったのだけれども)。
 考えたのは、「ネコとかの保護施設に譲渡すればいいかなあ」ということだったけれども、これを調べてみると、たいていの「保護施設」というのは「譲渡」のための一時預かりという性格の施設のようで、「譲渡されなかったネコは処分されてしまうのだろうか?」とか考えてしまうし、ニェネントくんのカリカリは「シニア用」、7歳以上のネコ向けなので、「譲渡」を前提とする施設にはそんなシニアネコはいないだろうとか考えてしまうのだった。

 それでも、犬猫の「孤児院」としても活動している保護施設を見つけ、そこのサイトを見るとすっごくたくさんの犬やネコの面倒をみられているようで、もちろん「譲渡」ということも考えての運営だろうけれども、「犬やネコの食べ物が不足しているので、是非援助していただきたい」とも書かれていた。
 「ここに譲渡するのがいいだろうな」と思ったが、いきなり送り付けても「今はそれは足りている」とか「シニア用はいらない」とかいうこともあるかとも思い、午後に電話してみた。
 「シニアネコ(7歳以上)用のカリカリで、封を切ってあるんですけれども‥‥」と話すと「ここにはシニアネコもたくさんいますので、是非!」ということで、譲渡確定した。

 段ボール箱にそのカリカリとか詰めていると、「そういえば‥‥」と、まだ封を切らずに残っていた「おさかな生活」があったのを思い出し、いっしょに送ることにした。どうも、ニェネントくんのアレルギーの原因はこの「おさかな生活」にあるのではないかと気づき、先月からニェネントくんにはあげていないのだった(もちろん、普通のネコちゃんに「おさかな生活」が「有害」だ、などということはそんなにあることではないだろう)。

 この日は昼も映画も観ずに本も読まずにダラダラと過ごしたけれども、夕方5時になってから「ふるさと公園」へと歩いた。
 公園についておどろいたのだけれども、手賀沼につづいている池の水がかなり減っていて、今まで水のあったところに地面が露出していた。前にこの公園に来たのはちょうど一週間前だったけれども、そのときはこんなに水が減っていることには気づかなかった。おそらく、普段に比べて30センチから50センチは水面が下がっているみたいだ。これも、関東の水源地域の水不足と連なった現象なのだろうか。
 今日も「コブハクチョウ」の家族が来ていたけれども、下の写真で手前の2羽が立っている地面は、いつもは水面の下だったところだ。

     

 東電第一原発からの処理水放出の問題はさらに、中国から日本の恣意的な(と思える)ところへの「抗議電話」(というか、「嫌がらせ電話)の連続、という事態になっている。
 思い出すのは2011年の大震災のとき、まさに東電第一原発メルトダウン事故のときのことで、あのときの東京電力の「隠ぺい体質」というのは、今回においてもまったく改善、改革されていないのではないかということ。

 今回の処理水放出に関して、東電も政府もただ「海中放出ありき」のような説明に終始し、「他に選択肢はなかったのか」「他の選択肢と比較してのメリット・デメリット」などの説明は行っていない。ここで「処理水」=「汚染水」ではないとの周知を徹底させる説明を、国内外に向けておろそかにした結果が端的にあらわれたのが、中国の反応だろう(もちろん、中国には国策として今は日本と敵対する方が望ましいとの考えもあるのだろう)。国内的にも、漁業関係者の理解を得られての処理水放出決定だったとは、とても思えない。
 この件に関しては、例えば「モルタル固化処分」という方策もあり、今でもそちらを推奨される方も多い。

 岸田内閣は「国民はどれだけ政府の言ったことをそのまま信じてくれるのか?」というテストをやっているのかもしれないが、信じてはいない人の数は「少数派」とはいえない数だろう。