ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-04-28(Fri)

 実はこのところ毎夜のように夢を見ていて、目覚めたときにはその夢のことをしっかりと記憶しているのだが、今までにしょっちゅうあったことだけれども、こうやって起き出して朝食とか取って、「夢を見ていたなあ」と思い出しても、その夢の内容はもうこれっぽっちも記憶してはいないのだ。

 今日も外はいい天気で、陽春の「お出かけ日和」のようだ。昨日とうとう出かけなかったし、明日からは「ゴールデン・ウィーク」に突入してしまうから、お出かけするのならば「今日」である。
 やはり上野動物園へ行くことにして、8時半に家を出た。ニェネントくんは悪いけれども「お留守番」である。
 動物園の開館は9時半なのだけれども、上野駅に到着したのがまさに9時半だった。ウチから1時間で上野に着けるというのも何か新鮮だった。
 まっすぐに動物園に向かうと、チケット売り場にはそれなりに人が並んでいた。まあ連休に入るとこんなものではすまないことだろう。5分ほど並んで園内へ。掲示では「子パンダを見るには30分ぐらいかかる」とか出ていたが、あとは園内はどこの展示の前にもそんなに人の群れは見られなかった。
 入り口に置かれていた「園内マップ」をたよりに、入り口から右側の経路をとって回り始めた。まずは真っ直ぐ行くと「ゾウ」。子ゾウ1頭を含め、3頭のゾウがいた。けっこう動き回っていて、観客サーヴィスがよろしい。この動物園にいるのはアジアゾウで、耳が小さめで牙も短い。
 ここの子ゾウは「アルン」といい、上野動物園の百年以上の長い歴史の中で、初めて誕生した子ゾウなのだという。今はお母さんゾウといっしょにいるけれども、お父さんゾウは「アルン」が生まれて間もなく亡くなってしまい、今いるオスのゾウはあとから来たゾウで、今も母子ゾウといっしょにやっていけるかどうか、ちょっと隔離して様子を見ているらしい。

     

     

 次は右に進んで、トラとかゴリラの住むエリアへ行くが、スマトラトラの展示は中止されていた。こうやって、いくつかの動物はその体調によってか、展示が中止されているモノがあった。

 鳥類やアザラシ、ホッキョクグマなどを見ながら「いそっぷ橋」という橋を渡ると「西園」で、ここには「アフリカの動物」らや「爬虫類」などがいて、楽しみである。
 橋を降りるとすぐに「パンダのもり」があり、右手の「子パンダ」コーナーには行列が出来ていたが、親パンダの「リーリー」と「シンシン」はまったく並ばずにご拝観することが出来る。さすがパンダは上野動物園の「セレブ」で、その住まいも広々として緑豊かなのである。いちおうお父さんパンダ「リーリー」とお母さんパンダ「シンシン」とは、別の敷地で「夫婦別居」されておられた。

     

     

 「アフリカ」コーナーはわたしの見たかった「カバ」「サイ」そして「キリン」が並んで住まわれている。ただ、どのコーナーもそれぞれの動物たちには狭すぎる感じで、サイやカバはぐて~っと寝てばかりいるようだ。サイがドドドッと走り回るところなど見たいものだが。
 この動物園のキリンは「アミメキリン」の種類で、ここもゾウやパンダのように子どものキリン「ヒカリ」が生まれている。今はようやく子キリンはお母さんキリン「リンゴ」と同居を始めているようだけれども、お父さん「ヒナタ」はまだ「別居」であった。

     

     

 この種の、観客側の前に「檻」というか閾のある動物の住まいは、わたしの自動フォーカスのカメラの苦手とするところで、いろんな動物の撮影でピントが手前の檻に合ってしまい、失敗したものがたくさんある。困ったものだ。「カンガルー」なんかも、そんな一つだった。

 あと、爬虫類エリアもとっても楽しかったのだが、こうやって見たモノを逐一書いていくと、とてもじゃないが相当な長さになってしまう。
 ウチに帰って、撮影した写真を眺めているとそれがまた楽しく、そういうことであとのことは明日以降のこの日記の「お楽しみ」にしようかとも思う。

 そういうわけで動物園を出たのは1時近くになっていて、行程としては3時間ちょっとだっただろうか。だいたいのところは全部見てまわったとは思ったが、帰宅して「園内マップ」をよく見てみると、入り口の左側にあった「日本の鳥」「日本の動物」コーナーは見落としていたようだ。

 帰りは「池之端門」から出て、千代田線の根津駅から帰路に着いた。この日は「8」の付く日でもあり、ひと駅乗り越して駅近くのスーパーへ立ち寄り、買い物をして帰った。
 スーパーからの帰り道、「いやあ今日はけっこう歩いたなあ」と、けっこう足の疲労感もあったのだった。

 この上野動物園、ウチからけっこう手軽に行けることもわかったし、これからは一ヶ月に一度は行ってみるようにしたいな、などとは思うのだった。