ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-01-26(Thu)

 昨日こそ、寒波の真っただ中で「いちばん寒い日」というように聞いていたが、今朝目覚めると昨日の朝よりも寒いように思えた。やはりいちどリヴィングのストーブをつけ、二度寝した。また7時ごろに起き出してリヴィングへ行くが、ぜったいに昨日よりも寒い感覚だ。
 テレビをつけると、今朝の東京の最低気温はマイナス3.5度だったという。やはり昨日のマイナス2.9度より低いではないか。映像で、都心の公園の噴水からいっぱい「つらら」が垂れ下がっているのとか映されていた。ただ、この日は日中はいくらか気温も上がるだろうという話。わたしは今は特に買い物に出かける用もないので、こんな日はいちにち部屋で過ごすことにする。
 ニェネントも最近のように、わたしが起き出すのといっしょに起きて食事をし、そのあとはしばらくわたしのそばでストーブに温まっているわけだけれども、やっぱりそのうちに和室のベッドの布団の中へ行ってしまった。「どんなにしてるのかな?」と、ベッドの布団をめくって覗いてみた。

     

 このところしばらく、テレビをつけたときに画面が暗い。テレビをつけてしばらくすると正常な明るさになるのだが、それまでけっこう時間がかかる。特に朝は1時間はたっぷり暗いままで、ニュース番組などならそこまでに見づらいというわけでもないけれども、これが朝のドラマの「舞いあがれ!」とかになると、み~んな薄暗闇の中で演技をしている感じになってしまう。室内なんか「明かりの付け忘れだろう?」みたいな感じ。
 試しにテレビの電源をいちど切り、もういちど入れ直してみると、画面がさいしょに出たときには普通の明るさなのが、それがすぐにガクッと暗くなってしまうのだった。
 まあこのテレビも買ってから十年経つことになるし、そろそろ「寿命」も近いのかもしれない。今はまだ、つけっぱなしにしておけばいつの間にか明るくなるので「もう買い替えなければ」みたいに切迫した状態ではないが、近いうちにいくら時間が経っても明るくならない状態になってしまうかもしれない。そうなったらアウト。

 この日は昼食に「トマトとブロッコリーのチーズ焼き」というのを、初めて電子レンジの「トースターグリル」機能というヤツを使ってつくった。うまく出来たと思うが、もうちょっとグリル時間を長くしてもよかった。今回はブロッコリーが長持ちして(芯が大きかったせいだろう)、まだまだ1~2回の料理に使えそうだ。
 夕食は昨日と同じく「レバニラ炒め」をつくったが、「昨日つくっているから手順はわかってるさ」というつもりでつくったら、見事に手順を間違えてしまい、昨日の味は再現されなかった。

 今もちょっとずつ、『物語 世界動物史』を読んではいるのだが、読むのをお休みしてしまう日も多く、なかなか読み終えられない。
 今はアジアでの動物新種発見にともなう話で、今日は「ジャイアントパンダ」発見までの逸話などなど。ここでも、ヨーロッパやアメリカからジャイアントパンダを探しに来た連中は、パンダを見つけるとすぐに射殺することを繰り返すのだ。おまけに動物園や研究機関は「もっと標本を集めてくれ」みたいなことを言って、探検家をあおるのだ。これが20世紀の初頭の頃の話である。「もうパンダを殺してはいけない」と誰かが言い出さなければ、とうの昔に西欧はジャイアントパンダを絶滅させていたことだろう。まあジャイアントパンダは個人で飼うには巨大すぎるので、「ペットにしよう」と密輸入しようとする人もいないのはさいわいである(ひょっとしたら「ペット」にしている大富豪とかいたりして)。
 そういうこともあって、同じ西欧圏といえるオーストラリアでは、自国に棲息する希少動物「カモノハシ」を厳重に保護し、海外の動物園にもいっさい「カモノハシ」を譲渡も売り渡しもレンタルもしないのだ。