ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-01-29(Sun)

 昨夜は、到着した「綿の手袋」をはめたまま就寝したのだが、それで手が温められて良かったのか、朝に目覚めると気のせいか少し痛みもやわらぎ、状態が良くなっているように感じた。特に悪化し始めていた右手の小指は、もうほとんど痛みもなくなっていた。「綿の手袋」は効果があるとわかり、日中も出来るだけ手袋をしたままで過ごすのだった。手袋は一日はめているとすっかり黒く汚れてしまうのだが、購入したのは3セットだったので、交代で使える。

 今日はニェネントくんは今までになく「わたしにべったり」。わたしが寝るときまでベッドの布団にもぐり込むこともなく、ずっとわたしのそばにいるばかりだった。多少動いても、わたしのいるリヴィングの中とかそばのキッチンの中とか、ニェネントからわたしを見られる範囲内での移動。逆に「あれ? ニェネントくんはどこにいるのかな?」と自分のいるところからあたりを見回してみれば、必ずどこかでわたしのことをウォッチしているのだ。

     

 こうなってしまうと、わたしはニェネントくんを置いて買い物とか外に出かけにくい。ニェネントが布団の中で寝ていればそのあいだにわたしも外に出られるけれども、いつもいつもニェネントくんにわたしを「監視」されていると、ニェネントくんを留守番させることに「ためらい」を感じるというか、ドアを開けて外に出ようとするときにニェネントくんの視線を感じ、後ろめたい感覚にも囚われてしまう。
 それでも買い物の用があったので、昼にニェネントくんが窓際でまどろんでいるスキをねらって買い物に出た。
 今日も気温が低いが、晴天で陽の光が暖かく感じられた。この日歩いた道は写真撮影のスポットもなく、ネコや鳥たちの姿を見ることもない。でもこの日は電柱のそばにカラスがとまっているのを見て、「たまにはカラスくんも撮ってやろう」と、その真下に行って撮影したみた。

     

 「ひょっとしたらニェネントくんはわたしがいなくなったので布団の中にもぐってしまっただろうか?」と思っていたのだが、帰宅してみるとニェネントくんは、わたしが家を出るまですわっていた場所に居座っていたのだった。

 今日の食事は昼食も夕食も昨日仕込んだ「おでん」。まだ残ってしまって、明日の昼食も「おでん」だろう。
 午後からAmazon Prime Videoの配信で『昆虫怪獣の襲来』という、よくわけのわからない映画を観た。「B級映画」とは、まさにこういう映画を言うのだろうか。いろいろこの映画のことを調べて、呆れてしまったこともある。
 日曜日は夕方からはテレビ。「世界遺産」はスペインのドニャーナ国立公園。海岸に沿って砂丘と湿地帯が並行して何列も並び、その先には森林。森林には「スペインオオヤマネコ」が棲息している。むかしは「狩り」の獲物としてバンバン殺りくされ、数が激減しこの地域で40頭ぐらいまでになったらしいが、今は保護センターも出来、100頭を超えるぐらいに数も回復しているという。珍しい野生下の「スペインオオヤマネコ」の姿が見られた。
 しばらく時をおいて、次は「ダーウィンが来た!」。この日の放送は自然撮影のプロフェッショナル、野澤耕治氏を招いて、新潟の十日町の棚田奥の森で「ブッポウソウ」と「アカショウビン」のエサを取るハンティングの様子の映像。「アカショウビン」は先ほど見た「スペインオオヤマネコ」みたいに、めったなことではお目にかかれない鳥らしい。その鳴き声は聴こえるが姿は見えない。この日の放映分も、長い撮影待機期間を経ての撮影だったという。「ブッポウソウ」も「アカショウビン」も美しい鳥だったし、「ブッポウソウ」のアクロヴァティックな飛翔にはおどろいた。