ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-12-22(Thu)

 ニェネントくんが退院して一夜が過ぎた。朝目覚めると、わたしの横にニェネントくんが並んで寝ていた。わたしが目覚めたときにニェネントくんがいっしょに並んで寝ているというのは、今までになかったことのように思う。

 今日からは、抗生物質の飲み薬をニェネントくんに与えなければならない。朝食に「カリカリ」を用意し、その上に「ちゅ~る」をトッピングして、その「ちゅ~る」の上に飲み薬(錠剤)を乗っけて、ニェネントくんに「ごはんだよー」と声をかけ、エリザベスカラーを外してあげた。
 うまく「ちゅ~る」といっしょに錠剤も食べてくれて、「カリカリ」も多少は食べてくれたけれど、やはり全部は食べてくれなかった。「エリザベスカラー」を外しているときにうまくタイミングよく水を飲んでくれなくて、ニェネントが水を飲むのは「気まぐれ」というか、いつ水を飲むのかわからないので、「エリザベスカラー」を着けたままだとうまく飲めないかと心配したけれども、どうやら「エリザベスカラー」をつけたままでも、ギリギリ水は飲めるようだった(食べ物もけっこう食べれるようだ)。
 「エリザベスカラー」を外してあげるときはとにかくとして、そのあとにまた着けてあげるときは嫌がるだろうかと思っていたけれども、意外とおとなしく、わたしのされるがままになっている。

 退院して来たニェネントくんは、今までよりもずっとわたしに甘えてくるようで、前以上にいつもわたしのそばにいる。こうやってわたしがリヴィングのパソコンの前にすわっていると、たいていはわたしのすぐ後ろで丸くなっていて、そうでなければ窓際のニェネントの「ひなたぼっこ」スポット、又はわたしの左後ろの椅子の上でわたしのことをウォッチしている。

     

 この日は天候が悪く、午前中はずっと雨が降っていた。わたしもニェネントくんが戻って来た日ぐらいウチでずっと過ごそうと思ったが、午後には雨もあがったし、明日からのわたしの朝食のバナナもなくなったので、夕方に北のスーパーに買い物に出た。
 スーパーの店内を見ていて、急に「今夜はお好み焼きをやろう」などと思い、1/4にカットされたキャベツも買って帰った。考えてみれば、このところテレビで「お好み焼き」を食べるシーンをよく見ていたのだと思う。

 「お好み焼き」は以前はよくつくったものだったが、もう長いことつくったという記憶がない。つくり方も忘れてしまっていて、ネットのレシピを参照した。むかしわたしがつくっていたときは、ベーキングパウダーか何かを混ぜて、ふっくらした仕上がりにしていたと思うが、そういうレシピはなかった。それにみんな山芋を使うように書かれていて、「そうなのか!」という気分だった。

 そういう、久しぶりにつくった「お好み焼き」はけっこうおいしくって、ボリュームもあるし、原価もたかが知れているし(一食百円以内でおさまるのは間違いないだろう)、ニェネントくん入院の費用の痛手を少しでもカバーしようかと、これからもっとひんぱんに「お好み焼き」をつくろうか、と思うのだった。