ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-12-23(Fri)

 夢を見ていた。その夢はなぜか「カフカ」についての夢で、夢の中でカフカは生きていて、その新作小説が書き上がると同時に、それは映像化(映画化)されているのだった。さいしょにかなりの長編作品がすでに映像化されていて、それは『審判』ではないかと思われるのだけれども、夢の中でカフカは短い短篇の新作を上梓し、それは『判決』ではないかと思われた。わたしは夢の中でカフカの知り合いではないのだがかなり近しいところにいるようで、カフカの最新情報を得ることが出来る立場にある。まあそれだけの夢ではあるが、この夢に、わたしのそばで寝ていたニェネントくんが影響を及ぼしたのかどうかはわからない。

 ニェネントくんは今日も元気だが、まだ以前の食べ物を以前のようには食べてくれない。特に夕食の「ネコ缶」はそっくり残してしまうみたいだ。今はなんだか「ちゅ~る」で栄養を補給している感じではある。ニェネントくんのお腹の、手術あとの生々しい写真も撮ってあって、ここにアップしようかとも思ったけれども、ちょびっと生々しすぎるようなので自粛する。

     

 今日はわたしが月に一度の内科医への通院で、飼い主と飼いネコとが同時期に通院するなんて、「なんだかなー」というところだ。明日にはまた、ニェネントくんの手術後の確認での通院だ。
 下のネコの写真は、先日ウチの近くで出会ったネコを撮影したもの。もちろん初めて出会うネコだが、けっこう肉付きがいいというか健康そうで、どこかの飼いネコなのかもわからない。

     

 このところ、ニェネントくんのこともあってあまり読書とかに集中することも出来ず、DVDを観ることもなくなってしまった。それで時間が空いているときにはテレビ番組をぼんやりと見たり、ネットのニュースを閲覧したりする。今は日本中の日本海側で記録的な大雪に見舞われていて、いろいろな障害が出ているみたいだ。おどろいたことに高知などでもかなりの積雪があり、地元の人もびっくりしているらしい。このあたりが雪に見舞われていないのはありがたい限りだ。

 しかしそのことは置いておいても、ネットのニュース、とりわけ「Yahoo!ニュース」のつまらなさにはあきれてしまう。トップのフロントニュースはまだしも、その下に延々と続くニュースにはもうどうでもいいような、「ニュース」とも呼べないような記事が多すぎる気がする。今しょっちゅう目にするのが、スーパーやコンビニ、飲食店での非常識な客のこと、そして電車、バス内での同じく非常識な客の記事にあふれているのだが、たいていはものすごく下手くそなマンガといっしょに記事にされていて、その「オチ」が「へ? それでおしまいですか?」という「解決」である。共通してるのはその非常識な人間に脇から誰かが抗議して、その人間はシュンとなってしまい、逃げるように消えてしまうのだ。特に電車内のそういう「非常識人間」は、恥ずかしそうな顔をして次の駅で下車してしまうというのだが、わたしの考えではそういう人間だって行き先があって、早く着きたいと思ってるだろうことだから、いくら自分がその車内で気まずい思いをしたからといって、その電車を降りてしまうことはないだろう。まあ「他の車両へ移動する」ということはやるだろうけれどもね。
 なんか、そういう「健全な社会にしよう」というキャンペーンなのか、非常識な人がその他の人にとって困るのは確かだけれども、あまりにリアリティのない記事内容だと、まるでココが全体主義の国のように感じてもしまう。せめて、あの下手くそなマンガだけでもやめてほしいものだ(今は極力そういう記事は読まないようにしているけれども)。
 それから個人的には、ワールドカップでの日本人サポーターの「ゴミ拾い」ニュースは、もういいのではないかと思うのだが(ステキな行為だったことは確かだろうが)。
 もうひとつ、最近のそういうネット記事で「これってどうなの?」と思うのがあったのだけれども、長くなるので、またヒマなときに思い出したらそのことを書くかもしれない。