ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-01-28(Sat)

 土曜日になった。今日もけっこう寒いのだが、今週今までの寒さに比べると、けっこうマシなように思う。ニェネントくんも「リヴィングのストーブの前でも寒いから、布団に中にもぐっていた方がいいよ!」というのではなく、いつまでもわたしといっしょにリヴィングのストーブの前でうずくまっている。ニェネントくんが「ホントに寒い」と思ったときは、布団の中に退避するようだ。だから今日はニェネントくんには「いくらかマシ」の寒さだったのかな?

 土曜日だから朝は「ウィークエンド サンシャイン」を聴く。ひょっとしたらこの日は先日亡くなられたデヴィッド・クロスビーの特集もやられるのかと思っていたが、バラカン氏が前から告知していた、年末に亡くなられたスペシャルズのテリー・ホールの特集なのだった。
 実はわたしはテリー・ホールという人の名まえも知らなかったし、スペシャルズのヒットした曲ぐらいは知っていたが、自分でアルバムを買って聴いたということもなかったのだった。しかしこの日の特集を聴くと、彼のキャリア全体を通じて「この人の生み出す音はいい!」という印象を持った。彼は単に「スペシャルズ」のメンバーだったというだけでなく(「ファン・ボーイ・スリー」の創設者でもあったが)、非常に多彩でユニークな経歴を持たれていたのだった。まるで知らなかったが、わたしはこの日の放送を楽しんだ。また繰り返して聴きたいと思った。

 昨日考えたように、まずは炊事用のビニール手袋を買おうと午前中に北のスーパー、ドラッグストアへ買い物に出た。まだゴンチチの「世界の快適音楽」のオンエア中だが、エアチェックにまかせよう。
 スーパーへ行く途中、通りすがりの塀の向こうに「棕櫚(しゅろ)」の木が生えているのを見、何か心にひっかかったので写真を撮ってみた。

     

 まずドラッグストアへ行くと、めあてのビニール手袋は百円ぐらいで売られていた。耐久性はあまりないだろうが、まずはコレで試してみよう。
 そのドラッグストアの食品売り場を見てみると、ちょっとデラックスな「おでんセット」が3割引きで売られていて、急に「おでん」が食べたくなった。ちょうどしばらく前に買ったダイコンもまだけっこう残っていて、その使い道を「どうしよう」と思ってもいたところだし、ほんとうは今日あたり「肉じゃが」でもつくろうかと思っていたのだが、「肉じゃが」をつくるにはけっこうな炊事の手間もかかって、指への影響もあるわけだし、その点「おでん」はほとんど鍋にぶっ込むだけの調理だし、今日は「おでん」にすることにして、そのセットを買うのだった。
 となりのスーパーへ移動し、ニェネントくん用のネコ缶、わたし用のレーズンロールパンなどを買う。ちょうど「おでん」にぴったりの「いか巻き」が値引きされて売られていたので、これも購入。
 帰り、ウチのそばのマンホールの上にいつものハクセキレイがいた。最近は外に出かけるたびにこのコに出会うようになって愛着もわいて来た。何か名前でもつけてやろうかとも思う。

     

 帰宅するとしばらくして、昨日注文した「綿の手袋」が到着した。さっそくはめてみると、肌への密着度が高いせいか、けっこう暖かいというか保温効果があるし、はめたままたいていのことも出来る(まあ「ウールの手袋」と同じではあるが)。あとはこの手袋をはめたままですごし、いよいよ「おでん」を仕込むときには買って来た「ビニール手袋」をはめてみた。ちょっとサイズが小さくて着脱がたいへん。まあ患部を濡らさないではすむようだ。

 「おでん」完成。器に取って食卓に置き、炊飯器からごはんを取ろうとしていたら、ニェネントくんが図々しく食卓の上にあがり、「おでん」にちょっかいを出すのだった。「こら! ダメだよ!」と追おうとしたときには、上にのっていた「しらたき」をくわえていて、麺でもすするようにちゅるちゅると食べるところだった。「しらたき」、好きなのかよ!という感じ。
 それでわたしも食べようとしたら、ニェネントはこんどは「いか巻き」をくわえ出そうとしていて、さすがにわたしも「これは絶対ダメ!」とニェネントを追っ払うのだった。

 「おでん」はさすがに元値がちょっと高いヤツだったわけだし、たいへんにおいしかった。ただ入れたジャガイモが煮くずれしてしまった。ジャガイモはもっとあとに投入すればよかったか。
 まだいっぱい残っているので、明日の昼食も夕食も(ひょっとしたらもう少し先まで)この「おでん」になるだろう。

 食事のあと、昨日までに引きつづいて『ジュラシック』シリーズ。いちおう今無料で観られるさいごの作品『ジュラシック・ワールド/炎の王国』を観た。