ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-01-22(Sun)

 今朝のニェネントくんの朝食は、いつものメーカーのカリカリではない、違うメーカーのものにしてみた。きのうおとといの嘔吐を繰り返さないようにだが、今朝は嘔吐することもなく、元気なニェネントくんではあった(ちょっと顔が野獣っぽい)。

     

 しかし、先日Amazonでネコ用のグッズをいろいろと検索していたとき、「早食い防止用食器」という、皿の中にデコボコのつけられた皿があるのを見ていたのだが、そのときは「こんなモノもあるんだな」などと他人事のように見ていたが、今となってみれば「ニェネントくんにもああいうお皿が必要か」と思い出すのだった(下のようなヤツ)。

     

 わたしは16日から「断酒」を始め、もう一週間近くになる。実は途中でちょびっと飲んでしまったりした日もあるのだけれども、飲酒量は微々たるものだった。おかげで体調も良くなったというか、以前は朝など下痢っぽいことが続いていたのだけれども、今はもうまったくそういうこともなくなった。もちろん、歩いていて足元がふらつくこともなくなった。
 いちばん大きな影響は酒を買うことがなくなるということで、その分よけいな支出がなくなり、経済的に大きなプラスだろう。あと「禁煙」出来れば申し分ないのだけれども、こっちは(吸う本数は減ったとはいえ)やめられないでいる。

 あと、からだの調子で悪いところが二つあり、ひとつは喉がよろしくない。「そりゃあ喫煙のせいだろう」とか言われそうだが、特に夜寝るために横になったときに激しく咳が出る。痰もあるのだが、これは実は年末から続いていて放置していたのだが(1月7日のこの日記にも書いたことだ)、今日おつまみでバターピーナッツを食べたら猛烈な咳が出て、まるで嘔吐するような大げさな痰が出た。のどの痛みも相当のものだった。「コレはもう放置出来ない。明日は病院へ行かざるを得ないだろう」と思うのだった。
 もうひとつの不具合。これは二週間ぐらい前からのことだが、自分ではいつ仕出かしたのかはっきりとはわからないのだが、左手をどこかにぶっつけたらしく、人差し指、中指、そして薬指に打撲のあとがあり、少し変色していた。特に薬指の状態がいちばん悪くて触ると痛みがあったのだが、この日午後になって薬指の痛みが激しくなり、見てみると打撲部が赤黒く変色している。ちょっとさわっても相当の痛みで、「こちらも放置出来ない、明日は病院へ行こう」と考えるのだった。やれやれ、というところだ。

 そういうこともあって、今日はいちにち家にこもって外には一歩も出なかった。午後からはAmazon Prime Videoで『日本列島 いきものたちの物語』というドキュメンタリーを観た。けっこう動物たちの子育て、その子どもの自立を、季節を追ってみせるような内容で、劇場公開された作品なのだけれども、小学生ぐらいの観客も想定してか、ナレーションがちょっと感覚的だったかな。

 夕方からは「大相撲」千秋楽。貴景勝と琴勝峰との対戦で「勝った方が優勝」という大一番。まあ琴勝峰は前頭十三枚目で、普通なら大関などとの取り組みはない位置なのだが、大関と同じ星勘定になってしまったものだから、ちょっと無理矢理組まれた取り組み。実力差はけっこうあるだろうと思ったが、そこはさすがに貴景勝で、「どうだ」とばかりに力を見せつける一番になった。貴景勝、2020年11月場所以来三度目の幕内最高優勝となった。直近三場所で34勝11敗だし今場所は12勝3敗、やはり横綱になるには「今一つ」の成績だろう。来場所13勝以上で連続優勝なら、横綱となるだろう。

 大相撲のあとは、「世界遺産」。この日は視聴者リクエスト投票での「一生に一度は行きたい世界遺産ベスト10」という特集。「ナスカの地上絵」なんていうのもランクインしていて、「あんなのは上空から見てこそのものであって、地上から見てもな~んも面白くないだろうに」などと思う。意外なことにリクエスト1位は「屋久島」で、2位は「奄美・沖縄の島々」なのだった。
 ちょうど今日観た『日本列島 いきものたちの物語』でも屋久島が紹介され、ちょびっとシカが出て、あとはサルの生態が描かれていたが、まあ「一ヶ月に35日は雨」という気候。台風の直撃も受ける土地で、サルにとっては暮らすに厳しい島だった。

 夕食は「ブロッコリーと豆腐の卵とじ炒め」っつうのをつくってみて、けっこう美味しかった。豆腐もブロッコリーもまだまだ残っている。
 そのあとは「ダーウィンが来た!」で、この日はオランダの大きな干潟に飛来するガンと、そんなガンを狙うキツネの話。
 このオランダの干拓地は、干拓工事をとちゅうでやめてしまって、以来ガンをはじめいろんな鳥が飛来するようになったらしいのだけれども、オランダ政府はその干拓地でガンたちが暮らしやすいように、アカシカや野生馬をその地に放ち、植物が育ちすぎないようにして、ガンが暮らしやすいようにしてあげたらしい。
 まあ今読んでいる『物語 世界動物史』によると、開拓時代に未開地に進出したオランダ人は、めっちゃその土地の動物を殺りくしまくってたみたいだから、その「罪滅ぼし」なのか。
 同時にその干拓地にはガンを狙うアカギツネも棲みつき、ガンのヒナを狙うのである。これも昼に観た『日本列島 いきものたちの物語』で釧路湿原のキタキツネの生態が紹介されていたわけで、ちょっと「復習」になったか。『日本列島 いきものたちの物語』では、そんなキタキツネらの寿命は5年ぐらいだということで、「短いんだな」とは思ったのだったが、この「ダーウィンが来た!」では、2歳にまで育つキツネは三分の一ぐらいしかいない、ということだった。
 まあそういうのはこの番組でたくさんいたガンのヒナにも言えることではあるだろう。もっと身近に、ヒナをいっぱい引き連れて行進する姿がほほえましいカルガモ、あのヒナのうち、生き残るのがどれだけいるか、ということでもある。