ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-12-06(Tue)

 別にこの夜ワールドカップで「日本vs.クロアチア」の対戦があるからというのではなく、夜、どうしても寝付けないのだった。そのうちに12時も過ぎてしまい、「これはもう、サッカーを見よということなのだろう」と、まあ起き出してテレビをつけたわけではないが、ベッドの中でスマホでのサッカー中継を見るのだった。
 下馬評ではやはり「クロアチア有利!」という声を多く聞いていたが、見ていた感じではけっこう互角というか、「日本も充分に勝つチャンスはあるな」などと思った。でもわたしは「やっぱり寝よう」と中継を見るのをやめて、眠ろうと必死で目をつぶるのだったが、それでもやはり眠ることは出来ない。「やっぱりサッカーのつづきを見ようか」とスマホで見始めると、ちょうどその瞬間に日本がゴールして、先取点を取得したのだった。
 前に対ドイツ戦を見たときも、いちど見るのをやめようとしたのを、やはり「どうなったかな?」と見始めたちょうどそのときに日本が同点に追いつき、すぐに逆転もしたのだったが、今回も「どうなったかな?」と見始めたとほぼ同時に日本が得点をあげるというのはおんなじ展開。「こういうことなら、日本チームの試合があるときはいちど見るのをやめて、あとでまた見始めると日本チームはそのときに得点ゲットしてくれるわけだから、日本に次の試合があるならまたそうしよう」などと思うのだった。

 今回のワールドカップで初めて日本が先取点をあげたわけで、「これは勝てそうかもしれない」とか思って、ちょっと本気でスマホを見始めた。すぐに前半が終わり、あとは後半をしのげばいいのだけれども、後半戦が始まって早い段階でクロアチアにゴールされ、同点になってしまった。
 この日のゲームは、けっこう 両チーム互角の戦いを見せてくれた感じで見ごたえがあったのだが、後半戦の終盤になると日本チームに疲れが出て来た感じもあり、クロアチアの攻撃が怖いのだった。
 ゲームは後半でも決着がつかず、もう「勝ち抜き戦」なので30分の「延長戦」になる。正直言ってわたしは「これは負けるな」と思ってしまい、もう延長戦は見ないで、また寝ようとしたのだった。

 しかしそれでもやはり眠れず、「しょうがないなあ」と思いながらまた中継を見始めた。けっきょく延長戦も双方得点なく、ついにPK戦で決着をつけるということになった。
 まあPK戦というのは一種「くじ引き」みたいなもので、実力に左右されるわけではなく「運」次第、みたいなものだろうというのがわたしの認識(まあキーパーの「瞬発判断力」というのはある程度あるのだろうが、こういうのはどのキーパーも同等の能力、力量は持っているものだとは思う)。
 それが始まってみると、日本はしょっぱなの2本を外すという思いがけない展開で、健闘むなしく「敗退」ということになってしまった。でももう、誰からも「なんであのPK戦を外したんだよ!」みたいな批難はないだろう。残念だったけれども、まさに「健闘」に値する熱意のこもったプレーを見せてくれたと思う。

 けっきょくわたしはこの夜はまったく眠れず、「いつ以来になるのか?」という夜明かしをやってしまった。「どうせ昼になったら眠くなって、長い昼寝をしてしまうのだろう」と思ったがそういうこともなく、夜まで起きっぱなしだった。

 外は夜から雨が降っていて、昨日よりも寒い感じだった。買い物に出る必要もなかったので、思っていたようにこの日は一日部屋にこもった。
 写真がないので、昨日「ふるさと公園」で撮った写真を掲載する。さいしょの一枚は、かわいいコサギ

     

 次の写真は、池の真ん中で羽根づくろいをしていたコブハクチョウ

     

 そしてアオサギ、それからコサギカルガモの2ショット。

     

     

 この日の昼食は、昨日買った「いか巻」とレタスにマヨネーズを和え、かんたんにすませた。夕食はまたチャーハンをつくった。
 読んでいた「知的常識シリーズ」の『フランツ・カフカ』を読み終えた。それで本棚を眺めていると、『物語 世界動物史』という本が目につき、上下巻あってボリュームがあるのだが、これも読んだという記憶がない。昔読んでとっても面白かった『世界動物発見史』の類書だろうという感じで、動物の本は好きだし、今はこういう肩の凝らない本を読むのがイイかなと、「次はこの本を読もうか」と思うのだった。