ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-12-18(Mon)

 月曜日で、「ふるさと公園」へと歩いた。今日は外に出るとかなり寒く、「冬だなあ」という感じ。空はしっかり晴れている。
 「ふるさと公園」はオオバンの数が増え、逆にカモたちの姿はこの日は見られなかった。この日はコブハクチョウの家族も来ていたが、オオバンたちはコブハクチョウを気にせずに、すぐそばでいっしょに泳いだり、岸辺でエサをついばんだりしている。

     

        

 コブハクチョウオオバンが群れている奥には、一羽のアオサギがたたずんでもいた。

     

 今日も鉄塔にユリカモメたちが群れていたが、ユリカモメたちのこの公園への滞在期間は短いので、来年にはもうその姿は見られなくなるだろう。

     

 「ふるさと公園」を出たところでコサギがいるのを目にしたが、ちょうど水面から飛び立って行くところを写真に撮ることができた。

     

 オオバンという鳥は、たいていは北の方から越冬のためにこのあたりにやってきて、また3月ぐらいには北に戻って行くのだけれども、数は少ないけれどもこの公園に一年中定住しているのもいるらしい。わたしは、暖かいときにこの公園でこの鳥を見た記憶はないが。
 オオバンはほとんど日本中で見られる鳥で、アジア、ヨーロッパでも広く棲息している。このわたしの住んでいる市では「市の鳥」に指定されていて、市のマンホールにはオオバンの絵が描かれてもいる(ウチのあたりでは見かけないが)。

     

 羽根の色も黒いし、体つきもちょっとでっぷりとしていて、わたしなんかは「地味な鳥だなあ」といつも思っているのだけれども、ヨーロッパではこれが「モノトーンのしゃれた配色」とみられ、その色彩やら身のこなしから、美や雅(みやび)のシンボルとされているそうだ。そうなのか? わたしはせわしない身のこなしだと思っていたのだが。

    

 というわけで、「ふるさと公園」もすっかり冬のたたずまいを見せてくれるようになった。

 帰宅して、昼食にラーメンを食べてからだを温める。ネットのニュースを見ていると、元「寺尾」の錣山親方が亡くなられたとのニュース。
 9月の本場所の中継で解説をされていたのだが、とてもわかりやすくってユーモアもあり、「これからずっと解説をされるといいのに」などと思っていたのだが、ずっと心臓を患われていて入退院を繰り返されていたのだという。まだ60歳。兄の元「逆鉾」、元井筒親方も若くして亡くなられたのだったなあ。追悼。

 自民党政治資金パーティーの件だけれども、自民党安倍派の関係者が、先日亡くなられた細田・前衆議院議長キックバックの具体的指示を出していたのだと語ったという。
 あの人物ならそういうことをやっていても不思議はないが、しかし「死人に口なし」。「ぜ~んぶ死人のせいにすればいい」みたいな意向も感じてしまうのも確か。それでも誰もが安倍元首相が関与していたとは言わないで、逆に「安倍氏は怒って止めようとした」などと言うわけだ。彼の偶像性は壊さない、ということだろうか。

 この日はまた増村保造若尾文子のコンビの作品に戻り、『清作の妻』を観た。名作であろう。