ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-10-08(Sat)

 この日から、今年さいごの「3連休」が始まった。このあとはもう、年末年始の大連休までは3日を越える連休はないのだ。しかし、昨日までは「もう冬か?」という気温の低さで、しぜんと体の動きもにぶってしまっていたものだ。報道では昨日の東京あたりの気温は昼間も11℃ぐらいと、なんと12月下旬の気温だったのだという。今日はそれよりはだいぶ暖かくなるというが、まだまだ朝に目覚めたときには「寒いなあ」という空気感ではあった。
 寝ているとき、ニェネントくんが何度かわたしのベッドの上に駆け上がって来て、わたしに並んで寝ていたのが(わたしも寝ながらだけれども)ぼんやりと感じられた。昨夜もそうだったが、「そうか、寒い時期の楽しみとは、ニェネントと並んで寝られるということなのだな」などと、改めて認識した。

 「寒い寒い」と思いながら、いつもの土曜日のようにFMで「ウイークエンド サンシャイン」「世界の快適音楽」を聴き、そのあとに東のスーパーへ買い物に出かけた(今日は「全品5パーセント引き」の日、なのだ)。

 家の外へ出ると天気も良く、家の中にいるよりも暖かい気がした。空を見上げると、これは「うろこ雲」と言うのだろう。まさに「秋」の季節をあらわす空模様だった。

     

 この東のスーパーへ買い物に出ると、このところは「鶏そぼろ弁当」を買って帰るのが習慣になっている。今ではまるで外食もせず、出来合いの「お弁当」などもまるで買うことのないわたしにとって、コレがささやかな「ぜいたく」と言っていいのだろうか(「弁当」としてはいちばん安いクラスのモノなのだが、わたしにはこの「鶏そぼろ弁当」がもっとも美味しい気がする)。

 帰宅してその「鶏そぼろ弁当」を美味しくいただき、まったりとしたあと、昨日「エドガー・アラン・ポー原作になる映画」を観ようとして果たせなかったことを思い出し、もういちど検索して『アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち』という作品を発見した。原作はポーの「タール博士とフェザー教授の療法」だというが、わたしはこのポーの晩年の作品をほとんど記憶していなかった。しかし、主演がケイト・ベッキンセイルで、ベン・キングスレーマイケル・ケインが出演している。監督はブラッド・アンダーソンという人でまるで知らないが、クリスチャン・ベールが主演して評判になった『マシニスト』を監督した人らしい。Amazon Prime Videoで配信されていたので、夕方からこの映画を観た。
 ‥‥う~ん、ポーの原作とはまるで違っていると思うのだが(ポーの原作通りに映画にしても面白くもないだろう)、かなり楽しむことが出来た。ラストの「どんでん返し」を予期してもいなかったし。

 夕食にはまたまた、「アルファ米」を使った「オムライス」にして、またまた大変に美味しかったのだった。