ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2024-02-29(Thu)

 わたしは毎日、だいたい朝の6時ぐらいに起き出すのだけれども、このところ、わたしが起きるときには窓の外がほの明るくなってきた。今までの「暗い朝」もおしまいで、やはり「春が来たな」という気分にはなるが、それでも日中はまだまだ寒い。

 今日は、東の駅前にある銀行に用事があって出かけた。自宅から東側に歩くのは久しぶりのことだけれども、途中のコンビニからその向こうの大きなマンションまでのあいだの10メートルぐらいの道は、短いハクモクレンの並木道になっている。その短い並木道にさしかかると、ハクモクレンの木にいっぱいつぼみが育っているのが見られた。
 これから花が咲くだろうけれども、ハクモクレンの花はサクラの花と同じ頃か、それより少し早く咲くだろうと思っている。今日は2月の4年にいちどのオマケの日だけれども、もう明日からは3月。カレンダーの上ではもうしっかり「春」で、まずはこのハクモクレンの花が咲いて、それこそ「春」の訪れを告げるのではないだろうか。

     

 銀行の用事が済んで(実はわたしの勘違いだったわけで、わざわざ銀行に来ることもなかったのだ)、帰りにコンビニに寄って「鶏そぼろ弁当」というのを買って帰った。
 帰宅してその弁当を食べていたら、鶏肉の匂いでもしたのか、和室からニェネントくんがやってきて、弁当を食べているわたしのところに顔を突っ込んできて弁当を食べたそうにするのだった。「ま、いいか」と、弁当の上の鶏のひき肉を手に取って、食べさせてあげた。おいしそうに食べるニェネントくんではあった。

 アメリカで、大統領選挙に向けてミシガン州共和党民主党それぞれの予備選挙が行われたという。共和党はトランプ、民主党はバイデンが圧勝したが、バイデン氏に関しては「イスラエルの支持」に怒った民主党員による抗議票がかなりあり、「支持者なし」との投票になったらしい。この件に関してはわたしも、バイデン大統領の再考を望みたいところだ。
 一方のトランプは、もう共和党の大統領候補になってしまうことは避けられないだろうが、今トランプは2021年の「連邦議会への乱入事件」について、「在任中の大統領としての行動は刑事責任に問われない」と訴えているのだ。そ~んなことが認められてしまえばそれはロシアのプーチンとおんなじで、「自分に反対するヤツは殺してしまっても、罪には問われないのだ」ということになってしまう。それはもう「独裁国家」のあり方で、「民主主義国家」としてのアメリカの姿勢を否定することになってしまうだろう。
 ほんとうにアメリカは、こ~んな男をまた大統領に選ぼうとするのだろうか。共和党は、自分たちがそういう党だと思われることも以後厭わないのだろうか?

 この日は午後から衆議院の「政治倫理委員会」が行われ、岸田首相も出席してテレビ中継もされた。そもそも「公開」か「非公開」かでももめていたわけで、こうやって「非公開」を望んでいた連中の意向に反してテレビ中継された意味は大きいだろう。
 いちおうわたしもテレビを見てみたけれども、岸田首相は「自分は裏金のキックバックは受けていない」という考えなのだろう、どこか当事者意識の薄い答弁で、「わたしが首相在任中は、もうパーティーは開きません」とか語るにとどまった。
 そういうことじゃなくって、「自民党、それでいいのかよ?」ということを聞きたいのだがね。

 夕方からは、「Amazon Prime Video」で観ることのできるアニエス・ヴァルダ作品のさいご、遺作ドキュメンタリーの『アニエスによるヴァルダ』を観た。
 前半は観客の前で、過去の彼女の映像作品について自ら語り、後半は自分の写真、映画などから派生したインスタレーションを見せる作品。彼女のインスタレーションは面白くもあるが、わたしには疑問もある。

 そのあとネットのニュースをみると、「大谷翔平が結婚した」というニュースにあふれていて、夕方のテレビもこのこと一色という感じ。おかしいな、彼はわたしと「いずれは同性婚をしようね」と約束し合った仲だったのに。