ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-11-15(Mon)

 また月曜日が巡ってきたので、また仕事が始まる。このところは朝に冷え込むので、朝起きたらその日の天気をチェックして服装を決める。この日は最低気温は6度とか7度とかだということで、それは寒い。それでも昼の最高気温は20度ぐらいまで上昇するという。こういう、温度差のあるときがいちばん困る。だいたい一日でいちばん気温の下がるのは、日の出前の時間。つまりわたしが出勤する時間である。
 よく「夜明け前がいちばん暗い」とか言って、まあそのときの社会情況とかをたとえて言うわけだけれども、現実には夜明け前にはもういくぶん明るくなりつつあるわけで、夜が明けたから急に明るくなるわけではない。しかし、気温に関してはたしかに、夜明け前後がいちばん気温が下がるのだ。
 それでも、今日のように昼間は20度になるというのでは、気温差が大きい。まあ朝はウチから駅まで歩くあいださえ耐え忍べばいいのだけれども、今日はインナーを長袖にしてその上にシャツ、そしてパーカージャケットを着て、帰りに暑ければパーカーは脱げばいいだろうということにした(まだセーターを着込むまでの寒さではない)。

 4時半。真っ暗闇の中を外に出ると、この朝は今まででいちばんに星が見えたように思う。今日は一日、晴天に恵まれそうだ。この朝は駅までの道で犬を連れて散歩をする人に2組も出会ってしまった。ときどき、この時間に犬と散歩をされる方には出会うのだけれども、それはだいたいワンカップルで、2組のカップルというのは珍しいことだ。

 仕事を終えて外に出るとやはり気温が高く、パーカーを着ていると暑い。パーカーは脱いでトートバッグにぶち込むことにした。
 財布の中に、今日まで有効の、勤め先近くのスーパーの「1割引券」が入っていた。「せっかくだから利用してみようか」とすぐに騙されて、今日の昼食は「お弁当」でも買って帰ろうと、「鶏もも肉唐揚げ幕の内弁当」とかいうのを買ってしまった。それでいつもの月曜ならば帰りに南のドラッグストアから「ふるさと公園」というコースを取るのだけれども、今日は自宅駅からはまっすぐにウチに帰った。「ふるさと公園」は明日にしよう。

 帰宅してからは、昨日届いたKaren DaltonのCDを聴く。やはりいいな。
 「そうだ、最近はほとんど「音楽」をまともに聴くこともなくなっているから、もっとCDを聴こうではないか」ということで、そのあとはずっと、いろんなCDを聴きつづける日になった。これから当分は、こういう過ごし方もいいだろう。
 机の前にあるCDラックから適当に選び出して、ジャズとかロックとかフォークを聴いた。面白いのは、昔よく聴いた60年代のジャズのアルバムを久しぶりに聴いたのだけれども、「これ、どこがいいの?」って感じで、まるっきし腑抜けた音にしか聴こえなかったりした。今日聴いたのではやはり、わたしの好きなフォークのアルバムが楽しかった。けっきょく、Karen Daltonだってジャンル分けすれば「フォーク」になるわけだろうし、わたしはやはり「フォーク」が好きなのだ、というところに落ち着いたか。

 ニェネントくんは、たまに(Grateful Deadとか)嫌わないでわたしといっしょに聴いていたりするのだけれども、今日はやはり意にそわない音がつづいたのか、寝室のクローゼットの上に避難してしまった。

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 ニェネントはこのところしばらく、夜にわたしの寝る毛布の上にあがってきて、ずっといっしょにいたりしたのだけれども、この頃は少しの間毛布の上でくつろいでいても、わたしが「ああ、ニェネントくん、いるね」と手を伸ばしてニェネントに触れると、さっさと毛布から降りて行ってしまって、ベッドのそばのニェネント用のクッションの上で丸くなってしまう。
 それでもわたしが夜中に目覚めてトイレとかに立って、そのあとにベッドに戻ると、そんなときにはすぐにベッドに跳び乗ってきて、わたしが目を開けるとわたしのすぐ目の前にニェネントくんの顔があったりするのだ。