特に必要もないのだが、今朝も始発電車で出勤した。理由はといえば、「目覚め時間が早くなってしまったせい」とか、「乗り換えのときにあわてないでいいから」ということになるだろうか。
どうも昨日今日と、朝の(というより深夜の)3時ぐらいにいちど目覚めてしまい、「まだ1時間ぐらいは眠れるから寝よう」と思っても、もうそのあとは目が冴えてしまって眠れないのだ。それでしょうがないからちょっと早くに起き出してしまい、ニェネントに「おはよう、ニェネントくん!」とあいさつをして朝ごはんを出してあげる。そうすると朝の寒い部屋の中でうだうだしていてもしょうがないと、早くに家を出るわけである。
それともうひとつ、わたしは通勤で一度だけ電車を乗り換えるのだけれども、普段乗るこの一本あとの電車だと、乗り換えのときにちょっとばかり急がないと乗換電車に間に合わない。その「ちょっとばかり急ぐ」というのが面倒というか、まあここで次の電車になったからといって遅刻してしまうとか、特に不都合はないのだけれども、乗り遅れて行ってしまった電車を見送って、次の電車を待つのがかったるい。
まあ始発電車に乗っても、乗換駅では5分以上電車を待つのだけれども、これはもう「かったるい」というよりは「しょうがない」ことなので、ホームのベンチに座ってスマホとかいじったり、短かい時間でも本を読んだりする。こういう方が、気もちはゆったりとして落ち着くのだ。
早く出社して早くに仕事を始めるのも、(あたりまえだけれども)だいたい予定よりは早く仕事が進むわけで、ここでも心に余裕が生まれるのだ(別に始業時間になっていっせいに仕事を始めるのではなく、出社して準備が出来たら勝手に仕事を始める勤務形態なのだ)。
昨日の「鼻水」は、「アベノマスク」の偉大な効力ですっかり治まったのだけれども、今度は「腰痛」という問題が起きてしまった。こういうのは「原因」が何か、などということはわからない。ただ、座っていて起き上がるとき、腰をかがめていて伸ばすときなどに、けっこう激烈な痛みが走る。まあ「いててててて!」という感じで、しばらくは「はなさかじいさん」の悪いじいさんみたいに(そういう話ではなかったか?)、腰を曲げたまま「痛て!痛て!痛て!」と歩を進めるのである。あまり人に見せられる姿ではない。みじめである。どうしてこういうことになってしまったのか。早く「痛み」が去ってくれることを期待するのみである。つらい。
今日は仕事の帰りに自宅駅から北のスーパーにぐるりと寄り道し(普通に歩いたりしている分には、「腰痛」などはまるで気にならない)、ドレッシング、焼きそば麺、もやしなどなどを買った。これも前に書いたことだろうけれども、このスーパーは「もやし」が抜群に安い。今でも一袋19円で売られているけれども(たま~に10円になる)、買ったあとのレシートをみると18円で打たれている。ウチのあたりの何軒かのスーパーで、「この店はアレが安い、コレを買うならばあっちの店の方が安いのだ」ということを頭にインプットしておくことが、「節約」の第一歩なのである(それで「喉が渇いた」などと自販機で缶コーヒーを買ったりしたら、それだけでそういう「節約」はすべてぶっ飛んでしまうのだが)。
しばらく前までは「この冬はレタスも安い!」などというネット記事もあったのだけれども、今はどこのスーパーも、レタスひと玉で200円ぐらいするようになった。「ちっとも安くはないではないか」と、文句を言いたい(ほんとうに安いときはひと玉100円なのだ)。
帰宅してみると、わたしは朝にリヴィングの電気ストーブをつけっぱなしで家を出ていたことがわかった。部屋の中が生暖かい。「じゃあニェネントくんは暖かくて喜んでいたのかな?」と思ったら、ニェネントはいつも通りに和室のベッドの中にくるまっていたのだった。「なんだよ~、がっかり!」という気分だった。
しばらくしてリヴィングに出てきたニェネントくんが、なにか吠えていた。
この頃はずっと、帰宅してからはテレビで民放のニュースショーを見ている。昼食をしながら「ふむふむ」と見て、食後の休息がてらテレビを見つづける。それで2時をすぎてから、「昨日の日記を書こうではないか」と書き始めると、書き終えると3時半とか4時になってしまっている。あとは「何かしようか」という時間もなく、今は大相撲を見ることになってしまい、大相撲の放送が終わるころには夕食の準備にかかるのだ。「一日とはなんと短かいことか」と思ってしまう。
さて今夜は、政府の発令した「緊急事態宣言」の対象地域拡大を受けて、スカ首相の記者会見が行われた。わたしも「今、何を語るのか?」と思いながら見たのだが、これは今までのスカ首相の記者会見でも最低、最悪の記者会見だった。あきれた。あきれ果てた。
前回の記者会見で、いくらかでも手元の原稿に目線を落とすのをやめ、スピーチにも抑揚をつけて国民に語りかけようとしたのかという「気概」を感じたところもあったのだけれども、今日はそんなことはすべて捨て去り、目線は手元の原稿に落としっぱなし、文章の抑揚もなくただ棒読みをするだけの「会見」だった。「この男、もう開き直ってしまって、ヤル気などなくしてしまったのではないのか?」とも思えた。あげくに「福岡県」を「静岡県」と読み間違えるし、もう今の「COVID-19禍」など自分の感知するところではないという態度だし、同席した分科会の尾身会長にトークを回すときには、「あとはあんたにまかせるわ」と、喜々としたような表情さえ見せるのだった。
今回の「緊急事態宣言」の対象地域拡大も例によって、対象府県からの要請があって「後追い」で地域拡大したものだし、逆にそういう「要請」をしていなかったにもかかわらず「対象地域」に入れられてしまった福岡県などは困惑しているというし、要請していたにもかかわらず、熊本県などは対象地域に入れられなかった。こうなると、いったい「政府」とは何なのか?という疑念も湧いてくるし、そのような疑念に答えるような「記者会見」ではなかった。
後半の記者からの質問でも、もちろん「先に質問を提出させ」、原稿を用意した上での回答だから、やはり目線は手元の原稿に落としっぱなしで、もう、この「会見」が「出来レース」なのだということを隠そうともしないのだ。
前首相の安倍は安倍で「最悪」だったのだけれども、こういう「記者会見」の場では「プロンプター」を駆使して、少なくとも自分の目線はカメラに向けて、いちおう「国民に語りかけている」という雰囲気は出そうとしていたようなのだが、もうスカはそういう「演出」さえしようとはしないのだ。そして、会見から1時間が過ぎたあたりで、「首相には次の日程がありますのでここで終了させていただきます」ということになる。
今の日本は、どっちもこっちも「COVID-19禍」と、政府の「緊急事態宣言」とで「どうしたらいいのか?」ということになっているというのに、スカ首相にはこんなとき、コレよりも重要な日程があるというのだろうか。もうスカ首相は「国民と向き合おう」という姿勢も捨て去った(まあ、前からそんな姿勢など持っていなかったのだろうが)、ということだろう。
スカ首相は「歴代最悪の首相」どころか、「世界の民主主義国家の中でも最悪の指導者」であることを示したのであろう。まあ、スカは日本を以後「民主主義国家」の位置にとどめようとは思っていないということだろう(まだまだこの日の「会見」の内容で書きたいことはあるが、今日はこのあたりで)。
このままでは、日本は酷い国になるよ!
夜、寝る前に読んでいる『世界動物発見史』があまりに面白いので、そのことも書いておきたいのだけれども、コレももうちょっと後日。