ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-01-12(Tue)

 今日からまた仕事が始まる。そして、天気予報では今日は雪になるかもしれないと言っている。時間ごとの予報をみると、まず5時から6時、7時ぐらいの時間に雨が降り(この時間帯もひょっとしたら雪になるかもという)、いちどやんだあと、12時ぐらいから雪になりそうだという。どっちにせよわたしの通勤時間に絡んでしまう。
 こういうとき、もしも雪になると電車が遅れてしまう可能性もあるので、またちょっと早く家を出て、始発電車に乗ることにした。
 家を出るとさすがに寒いのだが(今日はセーターを2枚重ね着したのだ)、地面は乾いていて雪も雨も降ってはいないし、東京に着いてもやはり天気は崩れていなかった。

 今はわたしの勤めるビルもテレワークに切り替えた方が多いようで、ビルの中も人が少ない。仕事もヒマである。8時ごろに外に出て空をみると、青空も見えてとても雪になるような空模様とも思えなかった(写真を撮ってみると、「青空」ではなく「曇天」のように見えるが)。

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 しかし、わたしが仕事を終えて帰る11時ごろにはすっかり空も曇り、「やはり雪でも降るのかな」という感じになっていた。寒い。自宅駅に着くと弱い雨が降っていて、傘が必要なほどの雨でもないのでそのまま歩いていると、やはりちょっと「みぞれ」っぽいかな?とは思った。空はどんよりと暗く、跨線橋の上の街灯は昼間だというのにつきっぱなしになっていた。帰宅して報道を見ると、東京などはやはり雨に雪もまじっていたようで、今日が「初雪」ということになったようだ。

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 ネットで文芸誌「文學界」の最新号が「創刊一〇〇〇号記念特大号」というのを知り、その執筆陣の豪華さ、数の多さに目がくらみ、仕事の帰りの乗り換えのときに改札近くの書店で買って帰った。

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 これだけの執筆者の多さであれば気楽に読める短編小説、そしてエッセイの集積だろうし、時間のあるときにピラピラと拾い読み感覚で読めるだろうとも思ったのだが、買ってみたら予想通りの内容だった。あとは「時間のあるとき」というのがいったいいつのことになるか、という問題である。

 帰宅してしばらくすると、やたらと鼻水が出始めた(仕事中から症状はあったのだが)。先日の「風邪」の初期症状が治りきっていなかったのだろうか。でも体温は高くはなく、咳やくしゃみが連続するわけでもない。
 しかし鼻水はいつまでもとまらず、ゴミ箱は鼻をかんだティッシュだらけになってしまう。ティッシュでは間に合わず、ハンカチも動員する。
 ネットで「鼻水を止める方法」をさぐると、いろいろ書かれた中に「湿らせたガーゼマスクをかける」というのがあった。ちょうど昨日、例の「アベノマスク」が机の隅に置かれていたのに気づいていたわけで、そうだ、この際「アベノマスク」に活躍してもらおうと「アベノマスク」の封を開け、ぬるま湯につけて絞ってかけてみた。
 ‥‥これは意外にも効果絶大で、かけるとすぐにすっごく鼻が楽になり、はめているときには鼻水はしっかりと止まるのだった。まさか、こんなところで「アベノマスク」が役立つなどとは思ってもいなかった。

 さすがに食事もあるし、四六時中マスクをしているわけにもいかないのだけれども、「さあ寝よう」とベッドに入ったときには、多少鼻がぐじゅぐじゅする気配はあるものの、もう鼻をかむ必要などなくなっていたのだった。

 テレビを見ていても、ネットのニュースを見ていても、スカ首相のCOVID-19対策のお粗末さを指摘するようなモノばかりで、小池都知事だって吉村大阪府知事だってその対策は相当に酷いものではある。吉村知事は先日も大阪での感染者拡大にふれて、「ガラスの天井」を突き抜けた感があるなどと、「ガラスの天井」という言葉の意味を知らない<誤用>をしたばかり。それでも今アンケート調査を行うと、「COVID-19対策」で最も評価する政治家として1位がこの吉村大阪府知事で、2位が小池都知事だということである。まあこのアンケート調査では3位に安倍前首相がランクされていたり、スカ首相も5位に入っていたりして「いったいコレは何なんだ」というような結果ではあるのだが。
 しかし、テレビでは時にスカ首相のCOVID-19対策を「致し方ないのではないか」という、コメンテーターによる擁護論ともとれる発言を聞くことはあるけれども、ネット(SNS)上でスカ首相を擁護する発言はまったく見られない。誰もがスカ首相の「後手、後手」の対応の遅さを責めているわけだし、会見などでのその発言の「お粗末」さには皆が呆れている。
 ちゃんとスカ首相に助言する秘書官や官僚らスタッフはいないのかと思うのだけれども、スカ首相というのは国民に向けてはまともな言葉はしゃべれないけれども、スタッフらを恫喝することには長けているそうなのである。以前にもNHKスタッフを恫喝して自分に批判的な質問をしたキャスターを左遷させたという話もあったが、自民党内でも「恫喝」「左遷」はお手のもので、秘書官らスタッフらは「変な助言をすると左遷させられる」と怖れ、スカ首相に何か助言めいたことをするのを避けているのだという話がある。
 だからこそ、自分だけの考えでネット中継のトークの冒頭に「こんにちは、ガースーです」などとやらかしてしまうわけだろうし(この発言が秘書官とかのアイディアだったとしたら、当然「左遷」されていることだろう)、今の「緊急事態宣言」に対してのお話にならない迷走ぶりも、スタッフの助言もなく、自分でどうしたらいいのかわからなくなっているのではないだろうか。
 自民党内でも「スカではまずい」という声もあるというが、これで今以上にCOVID-19新規感染者が増加し、「緊急事態宣言」の成果など何もないとなったときには、もっと「スカは辞めさせよう」との声が強まるのではないのか。というか、スカ自身がまだ「総理をやり続けたい」と考える気もちが理解できない。やはり親分の二階幹事長が「お前、もうやめろ」と言うまでは辞めることも出来ないのだろうか。