Stay Home30日目。つまり「緊急事態宣言」から１ヶ月が経過した。そもそも１ヶ月経った今になっても、ＰＣＲ検査体制というものがまるで不十分というか、安倍首相はその１ヶ月前に「１日２万件の検査」を可能とするとのたまったのだが、いまだに実行されていない。この件に関してもう一人の悪玉である加藤厚生労働相大臣は、「２万件に拡張出来るということで、２万件検査するとは言っていない」と言う。また彼は、以前には「37.5度以上の高熱が４日間続いたら検査する。それまでは自宅で静養してほしい」と言ったのを、最近になってそのために（４日間自宅待機したために）症状が悪化して亡くなられたのではないかという方があらわれたあと、「４日間待てというのは誤解で、高熱が出て倦怠感があればすぐに診察を受けてほしい」という風に、「国民が勝手に誤解して勝手に自宅待機して、勝手に死んで行った」みたいな言い方になった。
まあわたしなどは安倍首相の発言になると、「あの人物は＜白痴＞だからしょうがない」などと思ってしまうところが心の奥にあるのだけれども、こういう加藤厚労相大臣のような男は、小賢しく「言葉で国民を殺す」殺人鬼であり、許すことはできないと思う（もちろん安倍首相だって許すことはできないのだが）。
今日はテレビで『香川照之の昆虫すごいぜ！』の新作が放映された。COVID-19のことがあるから今までのような野外ロケが出来ず、スタジオ内で香川照之がホワイトボードに絵を描きながらしゃべる。それは野外で思いっきり走り回って虫を追いかける方が、カタルシスも得られて面白いのだが、こういう香川照之の「昆虫学」へのうんちくを聞くのも楽しい。
午後から天気が崩れるというので早めに買い物に出たのだけれども、１０時前の段階でもう、少し雨が降り始めていた。今日の買い物のメインは食パンで、今は１日にだいたい１斤は食べてしまうので、たいていは２～３日に１回、２～３斤の食パンを買う。今日はその他にハムや玉子など買ったが、思いがけずに「マルタイ」の棒ラーメンが売られていたので、２袋買ってしまった。マルタイラーメンはおいしいのだ。
さて、ニェネントの午後だが、だいたい２時か３時ごろに昼寝から目覚め、リヴィングにいるわたしの近くに来てわたしのウォッチングを始める。この頃はわたしも昼寝をすることも多いので、そういう時はニェネントにもわたしと遊べるチャンスである。
午後の４時がニェネントの夕食の時間。夕食は「ネコ缶」で、この頃は残さずにたいへん良く食べてくれる。
夕食のあとはしばらくリヴィングでゴロゴロしていることが多い。わたしも夕食になるのだが、わたしの夕食はニェネントの口には合わないので、決してねだって来ることはない。そう、今日はちょっと時間をかけて「豚バラ大根」をつくった。たくさんつくったので、明日はもちろん、明後日の分まであるだろうか。
それでわたしも寝る時間になり、「ニェネントくん、寝ようか！」と立ち上がると、ニェネントにもわたしの寝る時間は楽しみなので、にゃおにゃおと和室に駆けて行くのである。
今夜は寝る時間になって天気が悪くなり、遠くで稲光が見えて雷の音が聞こえた。そのうちにこのあたりに雷も近づいてくるのだろうかと思ったが、そういう風でもなく、ニェネントと遊んでいたわたしも、いつの間にか眠ってしまうのだった。
