ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-11-25(Mon)

 わたしの部屋の前にはけっこう広い空き地があり、この空き地のおかげで窓からの見通しもひらけているし、陽の光もいっぱい差し込む。転居の部屋探しのとき「ここにしよう」と決めた要因のひとつでもあるのだけれども、その空き地には廃車になった車が7~8台放置されている。もちろん不法投棄というヤツだろうけれども、一時期は野良のニェッタがそんな廃車の中に住んでいるような気配もあった。わたしが転居してきて2年半、そのままになっていたのだけれども、それが先週、そんな廃車のうちの3~4台がいつの間にか姿を消してしまった。
 「いよいよこの空き地も整地されて再開発され、新規に住宅でも建つのだろうか?」とも思ったのだけれども、その後残された4~5台の廃車が片付けられる気配もない。わたしはそんな廃墟感のある景色が嫌いではないので、特にきれいに片づけてほしいとも思わないし、新しく住宅が建ったりしないでほしいとは思っている。まあ便利なコンビニとかスーパーが建つというなら考えてもみるけれども(そんなわけはない)。

 土曜日にジョン・フォードのDVDを注文したら、今日にはもう配送されてきた。ずいぶんと早かった。

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 とにかく10枚だから、1日に1枚観ても10日かかるし(当たり前だ)、実は今、あと2セット(つまり20枚)注文しようかとも思っている。そっちは「西部劇全集」というヤツだけれども、ジョン・フォードの作品も2~3作ずつ入っているし、それ以外の作品も面白そうだ。
 しばらくDVDを観るという習慣から遠ざかっていたけれども、この年末はDVD三昧ということにもなるかもしれない。

 それに関連してちょうど今、となり駅のヴィデオレンタル店からハガキが来ていて、「レンタル会員の有効期限が切れるので更新しに来なさい!」というのだ。
 もう今はすっかりDVDとか借りることもなくなってしまい、この一年間でレンタル店のお世話になったのはせいぜい2回ぐらいのことではなかったかと思う。そんなに「新作映画」とか、がっついて観たいとも思わなくなったし、何か観ようと思うなら、わたしの部屋にはまだ観ていないDVDがかなりの数山積みされているのだ。そっちを観るのが先である。
 それでとにかく、レンタルしたものは返却が面倒だし(これは今は図書館で本を借りることでも同じ)、今はもう再契約などしなくてもいいかと思っている。

 DVDを買うきっかけになった『文學界』の蓮實重彦の「ジョン・フォード論」はとにかく面白かったのだが、次に同じ雑誌に掲載されている柄谷行人の講演「交換様式と『マルクスその可能性の中心』」はちょっとややっこしいし、ちょうど今寝るときに柄谷行人の『トランスクリティーク』を読んでいるところなので、『トランスクリティーク』を読む方を優先することにした。‥‥これが、読んでいるときにはわかって読んでいるつもりでも、一日経つともう、前の日まで読んだ内容はほとんど忘れてしまっているのだ。やはりノートを取りながら読むべきかとも思うけれども、前に何度も、そういう読み方をしようとして挫折した経験があるからなあ。