ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-10-23(Wed)

 昨日の「即位の儀」では、安倍晋三天皇の前で「天皇陛下万歳!」とやらかし、同時に自衛隊が大砲を発射させたらしい。ほとんど太平洋戦争時、1930年代の日本である。もうこの国はアカンのかもしれないな。
 ただ、やはりそのことに異議を唱える人はもちろん、そこまでの意識がない人にも「違和感」をおぼえさせることにはなったらしい。あとおかしいのは、安倍晋三昭恵夫人も列席したらしいのだが、そのいでたち(服装)が、このような厳粛な「儀」にふさわしからぬ装いで、ネットをみると相当の反発を招いている。わたしもその写真を見たが、何やらファッションショーか何かと勘違いしたみたいではあるし、そもそも滑稽ないでたちではあった。
 せっかく安倍晋三が自分の野望である「全体主義国家」実現のため皇室の式典を利用としたところが、自分の妻が式典の規範をないがしろにするような服装で列席し、かなり大きな<反撥>を招くこととなり、「アレが安倍晋三の<夫人>か~!」ということで安倍晋三の野望を台無しにしそうな勢いである。
 これはアレよ、何らかの「クライム・ミステリー」とかで、悪いヤツが<完全犯罪>をたくらむのだけれども、そんなことに無頓着なアタマのわるい妻が、亭主の目論見をぶち壊してしまう、という図であろうか。
 台風19号被害を無視して「即位の儀」のパレードを行おうとした安倍に対して、「延期」を申し出たのはどうやら現天皇らしいし、来年のオリンピックの「マラソン競歩」に関して、IOCは「札幌でやるように」としたらしい。今まで以上に、今の安倍政権の「ほころび」も表面化しているようにも思え、この十月はひとつの「転機」になるかとも思えるのだけれども、とにかくはマス・メディアが安倍政権にべったりなのだからどうしようもない。

 今日は夕方から、わたしの娘が銀座で個展をやっているのを観に行く。去年につづいて同じ場所で二回目の個展。
 観た感じ、ちょっと作品の方向性に統一性がないことに危惧したけれども、こうやって自分の作品をまとめて発表したなかで、その中から自分の方向を見定めてくれればいいと思った。

 画廊で娘と会い、画廊を閉めたあとはいっしょに「何か食べに行こう」という展開。わたしは先日の名古屋行きが中途半端だったこともあるし、娘の個展その他の「お祝い」ということもあって(というか、自分の欲求もあって)、ちょっとは豪勢に飲み食いしたいところ。画廊に行く前に銀座を歩いて「どんな店がいいだろうか」とかも思いながら周囲の店をみていたのだが、「北海道料理」の店を見つけ、まあいちおうそこいらの居酒屋よりはワンランク上のようだし、「ここがいいか」と思ったその店に行くことにした。予想したように、落ち着いたいい店だった。すでに「お通し」からすっごい美味だし、五品ぐらい小皿に盛られた「お通し」だけで千円ぐらいのものだろうと思う。今日のわたしは<平気>なのだ。
 娘は実は食品関係の仕事に就いていて、仕事でけっこう日本中食べ歩いてる。北海道と沖縄には毎年、年に2度づつは行くそうな(うらやましい)。それで北海道料理のこともいろいろと教わってしまった。北海道流の鶏のから揚げ「とりザンギ」とか、「烏賊ごろバター焼き」とか、すっごい美味しかった!(写真はもうすっかり食べつくしてしまったあとの残骸だが)。

     f:id:crosstalk:20191023201321j:plain:w500

 またいつか、「北海道料理」を食べたいものだ。