ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-06-14(Fri)

 香港での「容疑者<本土移送>案」に抗議する市民たちが、百万人のデモ・抗議活動を行っている。つい先日、あの「天安門事件」から30年を迎えたばかりの中国だけれども、今また、香港の民主主義を飲み込んで押しつぶそうとしているように見える。そのことに実に多くの市民がデモ・抗議運動で抵抗している。中国(香港)ではまた、「天安門事件」のような事態が起きるのだろうか? 世界が注目しているだろう。
 一方日本では、先日の年金問題は(わたしたちの周りでは)大きな波紋を拡げているけれども、安倍首相は今イランを訪れている。安倍首相は外国へ行って「外交の成果」をあげたフリをするのが得意技だけれども、この一月でのプーチンとの会談では政治家としてのキャリア、実力の大きな差があらわになり、けっきょく北方四島の日本返還の芽が消えてしまうという「惨敗ぶり」は記憶に新しいし、先日は前から何度も何度も「わたしが直接向き合う」と語っていた北朝鮮金正恩との会談、「前提条件なしに会談を行いたい」と言っていたのが、金正恩に「あつかましい」と一蹴されてしまった。
 今回の訪イランも、安倍首相にモチベーションはないというか、今の危うい米イラン関係の中に入って行って、それまで中東での実績の何もない安倍首相に何かしらの「仕事」が出来るとは思えない。なにか、日本国内で強権を発揮してウソをつきまくり、メディアをも抑え込んでいることが「これが政治なのだ。わたしは有能な政治家だ」などと、大きな勘違いをしていて、それが海外でも通用すると思い込んでしまっているのではないだろうか? それとも、何も出来なくっても、日本国内に「安倍首相はいい仕事をした」とごまかせて、「安倍は外交でも有能だ」と思い込ませたいのだろうか? いや、日本国内ではそういう具合に事が運んだとしても、海外メディアには安倍の「無能ぶり」を印象付け、世界中に「日本の安倍は無能だ」と知らしめるだけになるのではないだろうか。

 心配したニェネントの下あごの黒ずみだけれども、パソコンで「猫 下あご 黒ずみ」と検索してみると、まさにニェネントと同じ状態のネコの写真が出て来た。「あ、コレはニェネントとおんなじだ!」と思って記事を読んでみると、これは一般に「猫ニキビ」と呼ばれる症状で、つまり人間のニキビと同じように毛穴が詰まってしまうことが原因らしい。「ネコにもニキビがあるのか!」とちょっとおどろいたけれども、普通あまり長引かずに治癒するようで、あまり飼い主が神経質になって患部にさわったりすると逆効果だったりするらしい。ま、あまり気にしないようにしてもうちょっと様子をみてみようと思う。

 今日は金曜日なので、仕事のあとに映画か展覧会を観に行くとかしようかとも思ったけれども(今日から黒沢清監督の新作も公開が始まるのだ)、この日は<晴れ>で、明日明後日は天気も崩れるというし、早く帰って天気のいい今日のうちに洗濯をしておこうとか、「生活第一」に考えるのだった。それに、注文してあったデジカメのバッテリーとUSBケーブルとが今日には配達されるようだから、家にいた方がいい。
 まっすぐ帰宅してまずは洗濯をして、洗濯物を干してしばらくしたら、バッテリーが届いた。Amazonらしくもでっかい段ボール箱での配送だけれども、中身のバッテリーはわずか5センチ角ぐらいのもので、厚みも5ミリぐらいのもの。「この段ボール箱はニェネントが入って喜びそうだなあ」と思って、空になった段ボール箱を放置しておいたら、案の定ニェネントくんは罠にかかってしまうのだった。

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 夕方にはUSBケーブルも配達され(こちらはマーケットプレイスからの配送だったので、封筒に入れられて郵便受けに配達された)、無事に新しく買ったデジカメで撮った写真をパソコンに取り込めるようになった。上のニェネントの写真は新しいデジカメで撮ったものである。